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ライターになった流れ[53/100]

「ライターになった流れ」というハッシュタグがX(旧Twitter)で流行っているだとか。

知らんかった。この世の中に対しての感度の低さというか、疎さ。どうもライターとしてよろしくないな、と常々思っている。

「ライターになった流れ」を書くとしたら、下記になる。

・シンクタンクにて、時短勤務→子育てしていることを仕事に役立てたい→子育て系ECサイト運営会社に事務として入社→子育てメディアを新規で立ち上げ→編集兼ライティング(主にSEO)

ライターの一歩を踏み出したキッカケは、子育てということになる。

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基本的に人の人生を聞くことが好きだ。よく考えると、ファーストキャリアを、人材紹介業から始めているのも、人の人生の「キッカケ」を聞くことが好きだったからかもしれない。

共感できるものは「いやーーわかる、めちゃんこわかる、私だけじゃないんだね!」とパワーになる。
自分では絶対考え付かないキッカケを聞くと「すごい! そんな選択肢が!」と私の視野を広げてくれる。

書籍や記事を読むことは、ある種、疑似体験として私の人生を豊かにしてくれる。が、人から直接聞いたことは書籍や記事になる前だから、余計にいろいろなエピソードが入っていて、ナマっぽくて好きだ。

本音のキッカケと、建前のキッカケが、みんなありそうだなと思った。
ちなみに、わたしの本音のキッカケは「会社から放り出されても、生きていけるようにしなければ!」だったかもしれない。
リーマンショックにより、第1子出産の産休・育休明けのオフィスで、事務の方の人数が明らかに減っていた。時短勤務となった私は、その穴に入ることができた。もう1波来たら、次にいなくなるのは私だ、と悟ったんだった。

本音のキッカケを集めに、私はライターをしているのかもしれない。
ライティングするときには、やや建前よりにしなければならないのだけれども。


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