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頭の良い子に育てたい

頭の良い子に育てたい。身も蓋もない話だ。そのうえ、あまりに直接的で下品な感じさえする。

だけど、断言したい。この世の親の99%は「わが子を頭の良い子に育てたい」と思っているはずだ(偏見)。

わたしもそのうちの一人だ。 頭の良い子に育てたい、これはわたしの「子育て」を構成する重要な要素として据えている。

(もちろん、「頭の良さ」だけが幸せだとは思っておりません、念のため。知力は良い人生を生きるための助けにはなるけれど、それだけが人間の価値ではない。わたしが目標に置く子育て像は別にあり、頭の良さは、あくまでも、それを構成するための一部分です)

では、「頭の良さ」とはいったい、なんだろうか。
わたしの考える「頭の良さ」遍歴は以下の通り。


学校の勉強ができる人(高校時代まで)
 ↓
なんでも知っている・幅広い知識のある人(大学時代)
 ↓
瞬発力がある、とっさの切り返しができる適応力の高い人(社会人初期)
 ↓
人が考え付かないアイディアを思いつく人(企画職初期)
 ↓
思考が深い人(現在)


「頭の良さ」が活きる場面に「課題解決」がある。
わたしは子どもに、課題を解決し、満足のいく人生を歩める子になってほしい。

課題を解決するためには、体力・精神力・感性・人格、そして「知力」が必要だ。知力が、その他の要素がそれぞれたどり着いた最善を組み合わせ、配分し、決断を下す。

何パターンもの組み合わせ=戦術=道を多く洗い出して、リスクを評価すること。手元にあるカード(戦術)でどう戦うか戦略を練り、最適解を選択すること。このためには、深い思考がどうしても必要になってくる。


だからわたしは今のところ、子どもたちには、深く物事を考えられる人になってほしいと思っている。

若いころは瞬発力のあるひとに憧れるかもしれない。だけど、いつか気づく。瞬発力だけだと、どうしても道を間違えることがある。

すぐに結論を出したくなるところを、いかにぐっと我慢して考え続けられるか。知力だけでなく、精神力・感性・体力・人格も兼ね備えた、自分だけでなく周りも幸せにするような課題解決ができる子になってほしい。

(なんて、欲張りすぎかな。同時に、わたしもそういう人間であるよう、一生かけて努力していこうと考えています。)




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