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#004 となりの芝生はずっと青い。

となりの芝生はずっと青い。だからこそ、じぶんの芝生を育てないといけないんだと思う。


わたしは結婚して不妊治療中なので、子育て世代がうらやましい。ただうらやましいのではない。悩みもひっくるめて全てがうらやましいのだ。

例えば子どもの夜泣きがつらいとか、母乳をあげるときに乳首がいたいとか。友人からたくさん、たくさん悩みを聞いてきた。わたしも同じように悩みたい。

ふと、結婚していない友人のことを思った。結婚相手を探している友人は、私の悩みをうらやましいと思うのだろうか。

もしかしたら、パートナーと2人で悩みを共有しながら日々を過ごしていることが、彼女の目には眩しく見えているかもしれない。
独り身を謳歌しているように見えるのでそんなことはない気もするが、ほんとのことは彼女にしか分からない。

この先、もしわたしに子どもができたとして、あの頃は良かったなあと、今みたいにぼーっとできる時間を懐かしく思うことがあるんだろうか。
きっとあるだろう。

そんなふうに、こうなったら?あの人は?とだんだんと考えていくと、だれかの悩みはわたしの望みで、わたしの悩みはだれかの望みなんだというところに落ち着いた。

人は自分にないものばかりを求めてしまう。だから隣りの芝生はずーっと青い。
このままでは、まわりの芝生ばかりを見て自分の芝生を育てずに生きていくことになる。そんなのさみしすぎる。

まわりと比べないとか、あるものだけを数えるとか、それができたら苦労しない。それがとてもむつかしい。

だからこう思うことにした。
まわりと比べてしまう時があってもいいが、じぶんの芝生もちゃんと手入れをすること

じぶんの手のとどく範囲のものを大切にして満足できているのなら、隣の芝が青くったって、たいして気にならないのだと思う。

手入れって何をしたらいいんだろう。はずかしいことにじぶんと向き合うことをおこたってきたので、何から始めたらいいのかわからない。

まずは自分のコンディションを把握することから始めなくては。

おしまい。
ほんじゃ、またね〜!


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