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No.67 🍴友人とのランチ🍴

 8月上旬、約10年ぶりに友人と再会しました。私からランチに誘いました。事前にこのnoteの存在を伝え、時間があれば読んでほしいとお願いしていました。友人は全部の投稿(NO.1-NO.66)を2周読んだと言っていました。

 認知症という名を冠した病気に友人はどんな反応をするのか、怖がられないか、変に思われないかなど、不安な思いはないわけではありませんでした。しかし、今日会う友人はきっと味方になってくれると自信があり、緊張はしていましたが、会った瞬間、お互い手を振って笑顔で会うことができました。

 そのあとはもう以前の私たちです。レビーの私としてではなく、本当の私になれました。友人も「全然変わらないよ」と笑顔で温かく受け容れてくれました。そして、一冊のしかけ絵本をプレゼントしてくれました。『魔法のとびら』という綺麗で可愛らしい妖精たちがたくさん出てくるものでした。友人は「noteを読んで(幻視でも妖精を見てることから)、この本はmamiちゃんに持っていてもらうものだと思って。だから受け取ってほしいの。何かできないかなと思って、家に飾ってあったこの本を見てピンときたんだ。」と言って渡してくれました。

 絵本の中身を見ながら、私が「そう、こんな感じ!」と言うと、友人は「私も妖精見たい!」と幻視を見る私を羨ましがりました。こんな風にポジティブに捉えてくれると、私まで気持ちが明るくなります。とても素敵な友人です。彼女がいてくれてよかったと改めて思いました。

 ランチはおしゃべりが止まらず、2時間半滞在してしまいました。
次はいつ会おうかな、どこに行こうかな、何を話そうかなとか、次回のことを考えると楽しみで待ち遠しくて。

 病気はあるし、症状はなくならないけれど、今日のように楽しいことをたくさんして私らしく過ごしていきたい。

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