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6月5日 鬼太郎アニメを見た。(ゲゲゲの謎)

今朝の体重64.5kg、体脂肪10.2%。少し体重は落ち着いてきた。63キロ位に落としたいところだ。

昨日版画工房に行った。行きは電車、帰りは歩きで15000歩ほど歩けた。夜は炭水化物ほぼ無しにしたのがよかったかもしれない(昼は白米握り)。今朝のオートミールもやめた。

胸肉は煮るとすかすかになるのと、ビタミン破壊があるというので、沸騰5分、弱火20分でやってみた。あまりうまくいかなかった気もするが、火は通っていた。

ここ1か月ほど、歩数があまり進まず、結構炭水化物を食べていたが、覿面に体の構成に(微妙なほうに)効いてくる。夏は汗をよくかくので、歩くことでだいぶ絞りははかどるとは思うのだが、昨年熱中症になったので、水と塩はもっていくことにしたい。

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昨日はアマゾンプライムで久し振りにアニメを見た。私はアニメ好きなのだが、なんとなくアマプラでは実写を見ることが多い。なぜなのだろうか。

見たのは”ゲゲゲの謎”。なかなか面白かった(以後若干のネタバレありますのでご注意ください)。

私は結構鬼太郎好きで、水木作品は講談社コミックスから筑摩文庫までいろいろ読んでいるし、境港の水木ロードも行ったし、京極夏彦好きでもあるのでまあ、対象年齢がずれると鬼太郎アニメにはいろいろ問題意識をもってしまうほうだが、本作は水木しげる生誕100年記念で、水木しげるご息女も制作にかかわっていることもあるのか、なかなかいい。

大人が見ることができることを目指したという。水木さんが出ているが、キャラは水木作品で見られる人物(水木)を下敷きにしている。戦争で精神的なトラウマを得た、という点ではリアルな水木さんともかぶせてきている(性格はだいぶ違いますが、基本善人)。始めはそのこじらせで”ゲゲ郎”とぶつかるが、次第にバディ感がアップする。

メイン妖怪が、いわゆる土着系というよりは怨念系の”狂骨”である点が、妖怪大戦争的なノリがベースと思われる鬼太郎サーガの中でも異質である点も面白い。昭和31年という戦争の記憶が残る時代のこと、いわゆるその時代感では共通である“八つ墓村”など”村ものホラー”とのシンクロ設定なども含めて、なかなか設定で工夫している点がいい。ここはやはりご息女の関与もあり、いろいろ設定で冒険ができたのではないだろうか。

一つよくわからないのは、冒頭電車で村に向かう水木が、”ゲゲ郎”の幻を電車の中で見て、ある意味警告を受ける部分。普通に考えるとゲゲ郎は水木の村への訪問を止めようとしたということになるが、その理由が直観的にはよくわからない。考えられるのは”ゲゲ郎”というキャラの設定やただものではない感をここで視聴者に意識付けようとした、ということだが、そのことにこだわるあまりストーリー的に違和感が芽生えている気はする。このあたりはまた考えていきたい。
(ゲゲ郎がこの時点で、なんらかの予感を得ていて、水木を止めようとしたなら、そのあと水木とバディになっていくところは、予感と違った、ということになろうか。だがゲゲ郎自身も村へはこの時向かっていたころだろうし、水木のその後の動きが特にゲゲ郎に迷惑になったということもないし???)

まあ、端的に言って、この鬼太郎父こと”ゲゲ郎”はなかなかさわやかで印象がいいキャラである。水木もひねてはいるが、だんだんいい人であることがじんわりくるのがいい。
沙代と時貞の関係を知って、嘔吐する姿は、勿論なんとも醜悪極まりない事象ではあるものの、嘔吐にまで至るのか、という印象をもった。同時に水木の本来持つ正義感を感じることができた。また、嘔吐によって醜悪な事実をよりわかりやすく暗示したのかもしれない。

目玉おやじのキュートなキャラ付けを思うと、この作でのゲゲ郎のキャラは違うようで根っこはつながっている。いわば頼りになるがめんどくさくないオッサン。そのキャラクターがイケメンの形態を得て縦横無尽に活躍する。この映画が”多数の腐女子が沼っている”と評価されているのも、なんとなくわかる気がした。

(今までの鬼太郎サーガで語られていない部分をうまく語れている、という気がしますね)










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