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10月26日(火) #日記  恋愛ドラマと自己投影。

昨日の冷たい雨からうって変わり、本日は気持ちのいい夜明けを見た。

太陽が昇るのも遅くなったので、水平線とはいかずに建物の陰からではあるが、太陽が顔を出す瞬間が見やすくなった。通勤時にも太陽の光が夏のように暑く感じない。建物の陰から出るときに光がこぼれる感じが大好きである。

ロンドン(別に住んではいませんが)では冬はあまり日が差さないと聞く。何度か訪れたが、たしかに秋や冬は陰鬱な感じがある。あれが続いて、春が来るととにかく嬉しい、という感覚が実感できた。心が陰鬱であることと、外界が陰鬱であることは、間違いなく関連している。なので、人は映画館へと行くのだろう。疑似であっても、光と音に包まれたい、という希望が、確かにある。

昨日はTVドラマ、アバランチ、を見た。アバランチ、といえば、雪崩落とし、アバランチホールドなどプロレス技名が脳裏に浮かび、ああ、そうか物事に雪崩を起こすことを志向する組織の話なんだ、と理解した。

どちらかというと、恋愛ドラマはあまり見ない。男性のみなさんはどうだろうか。もちろん、主役の男性に自身をうまく投影できればいいのだが、自分とはタイプが違うなあ、と思うと心穏やかに見ることはできないのである。まあ、外人ならそもそも違う、と思うのかもしれないが。個人的には男性の場合、心の狭い私のようなタイプは、自分と違うタイプ(つまり他人)が恋愛でうまくいくことをエンタメとして楽しむことは難しいのではないだろうか。これは独身女優が結婚するとなんとなく応援する気持ちが減退することと地続きかな、と思っている。

いや、了見が狭い、と思う。そんな気持ちになること自体、なんだか自分がなさけなくて残念だ。そんな気持ちになりたくなくて、あまり恋愛ドラマを見ないのだ。

投影、という心理的機能があるだろう。例えば古くは(実感ではありませんが)東映任侠映画で健さんを見た人々が、映画館を出るときにみんな健さんになっていたという。私のケースではダニエル・クレイグのボンド。彼は身長が低い007といわれるが、そこが私の体格とも遠く離れているわけではなく、親近感がわく。

最近アマゾンプライムで歴代007映画が無料になっているので、ほとんど初見であるがちょろちょろ見ている。

ドクター・ノオでのショーン・コネリー、の体格と横顔を見ていると、自分を投影するにはあまりにも遠い。あの高い鼻梁。純日本人であの鼻梁を持っている男性には、あまりあったことがない。

そのあとオクトパシーでロジャー・ムーアを見た。1983年の作で、ムーアは1927年生まれなので、56歳位だろうか。アクションの切れはいまいちだが、シリーズ6作目という余裕で楽しく見ることができた。

昨日はティモシー・ダルトンのリビング・デイライツを見た。1946年生まれ、公開は1987年なので、40歳位だろうか。最も原作の007に近い、とダイアナ妃が称したという黒髪のボンドである。187センチある。

比べて、ダニエルは公称177センチである。私は長くプロレスファンをやっているが、プロレスでは身長・体重共にギミック要素がある。公称とリアルの差を推察することも楽しいプロレス鑑賞の一項目だ。

とにかく公称だと、そこから1-2センチ低いかもしれない。そうするとがぜん、親近感がわいてくる。

アバランチ、裏警察サスペンス、といった風の物語だが、ここにはライダー俳優が集結している点がいい。1年ライダーを見ると、その出演者に愛着がわく。これは大河ドラマなどもそうだろう。

綾野剛はライダーではなく、スパイダーオルフェノクだ。私は怪人好きであるし、そもそも555ではたっくん自身がウルフオルフェノクであるので、オルフェノク=怪人、というカテゴリーには脳内ではなりにくい。ライダーへの変身もあった高橋メアリージェン。そしていわずとしれたフォーゼ。

いや、恋愛ものが苦手といったが、このあたりの皆さんであれば既に親近感がわが脳内に醸成されているのでOKだ。

るろうに剣心でも、吉川と佐藤健のからみは、スカル対電王、という目で見た。綾野剛も外印役の殺陣はすごかった。

つらつらと思い出すことなど書いたが、まあ、ようするにいまだに趣味が子供っぽい、ということに、

尽きるのだろう。

(最近はすこしライダーを見続けるのがきつくなってきました。。歳ですかね。。。。)






私がこのゆるくなければ成功しないという法則に気づいたのは、まさしく30代以降、自分が独立して何がうまくいって、何がうまくいかなかったかということについて選り分けたり、あるいは行動経済学は心理学の本を多数読んだ時に

「ここに成功の有無を決める秘訣があったのだ」

と気づいて、ぽん、と膝を打ちました。それ以来、お陰さまで何か目標を達成しようと思ったことについては全てとは言いませんが、概ねある程度成功できるようになってきました。

では、このゆるいという状態はどのような条件を満たしている必要があるのでしょうか? 下記のような条件を充足している時が、ゆるい状態です。

・物事に過度に集中していなくて、かといってだらけてもいず適度な集中状態を保っている
・自分の力だけで何かを達成しようとせず、他の人の力を借りる余裕がある
短期で無理な目標を立てず、少しずつでいいから中長期に向かって前に進んでいく
うまくいかなかったり、失敗した時にもそのプロセスを楽しめる
実力の120%出し切ろうとせずに、80%ぐらいの力や余裕で行われることを継続しようとしている
目標を達成するプロセスを苦しいものと思わずに、過程を楽しんでいる


結局ゆるい成功の仕方というのは

「無意識を主役にして、意識を脇役にした成功の仕方」

と考えてみるとわかりやすい

お志本当に嬉しく思います。インプットに努めよきアウトプットが出来るように努力致します。