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自分が気持ち良く生活するために

復職して1年ちょっと。
ワーママ生活も、少しだけ板につき、
アワアワすることもだいぶ減ってきた。

今回は、誰得な私の生態に迫るべく、
この一年でわかった、
私が気持ち良く暮らすための必要条件について、
書いていこうと思う。

1.家族が健康で笑顔でいること


これは絶対条件!
娘が風邪でも引けば、どんなに美味しいケーキも、
味がしないような気がする。
コロナ禍、そりゃ様々な面で気をつけることがあり、
辟易するけど...
やっぱりこれは譲れない条件。
そうこう書いている今、
実は娘の鼻がグズグズし始め、
私は非常に気が気ではない。

2.最低限整った生活空間

最低限で構わない。
床がそこそこ綺麗なこと、
水カビが生えない程度に、
定期的に水回りが掃除されていること、
娘のおもちゃが散乱していないこと、
食事するスペースがあること、そんな程度。

でも、気を抜くと、我が家のお掃除隊員(夫)は、
すぐに何もしなくなるから、
ちゃんと目を光らせておかねばならない(笑)

むしろ、ホコリ一つない玄関や、
紙切れの転がっていないテーブルだったら、
どんなに気持ちが良いだろうと思うけど、
毎日そこまでやるのは逆にしんどく、継続不能だ。
それこそ、生活空間の清浄度維持にも、
サステナブルという流行りのワードを適用すべきだ。

3.±10分の余裕があるスケジュール


娘がグズグズしても、おおらかな心でいるため、
何にでも10分程度のゆとりがなければならない。
時間ギリギリだと、娘のグズグズに対して、
焦りから私自身がキーキー言ってしまい、
後々自己嫌悪で最悪な気分になるからだ。

「またグズグズしてー」と笑っていられる
時間的な余裕がないと、私がつらくなる。
そのためなら、多少の早起きや、
10分前行動なんて、大したことない。

4.娘寝かしつけ後のメールチェック


私は時短勤務のため、
退社後の進捗を把握することが目的だ。
よほど緊急じゃなければ、基本返信しない。
軽く読むだけ。
でも、軽く目を通しておくと、翌日の優先事項や、
忙しさ具合が把握できて、
朝からテキパキ動くことができるし、
何より出社して30分以上もメールチェックする手間が省ける。
もちろん、急務なら夜のうちにメール返信したり、
翌日終わらなそうなら、ちょっと仕事してしまうこともあるけど。

今後フルタイムになったら、
また時間の使い方がかわるだろうから、
あくまで今現在の過ごし方として。

5.テンションの上がるおやつ


言わずもがな、仕事中のご褒美(笑)
チョコだったり、ドライフルーツやナッツ、
その日の気分で。
最近は、ファミマのマリトッツォ風にハマり、
顔がマリトッツォみたいにまん丸になってきた。

6.週に最低1.5時間のコーヒータイム


雑誌を読んだり、ネットのバズり飯を調べたり、
今は行けない海外の絶景写真を眺めたり、
手帳に心のモヤモヤを書き出して整理したり、
ゆったり好きに使う時間。
夫に娘を託し、週末の買い出しついでに、必ずもらう。
また翌週も頑張るために、
心のエネルギーチャージの時間だ。
この時間がないと、生きて行けないと言っても過言ではない。

7.最低2ヶ月に1回の半日お一人様時間


医療従事者の夫は、土日もどちらか出勤しているし、
なんなら土日夜勤もある。
夫が土日両方休みなんて週は、月に一度くらいだ。

夫が出勤している週末、
体力有り余る娘の面倒を見つつ、
たまった細かい家事を片付けるのは、
なかなか時間も体力も消耗する。
夫が帰宅する頃には、毎度疲労困憊だ。
よって翌日夫が休みで娘の面倒を見てくれるとしても、
せっかくのお一人様時間を満喫するための、
気力体力は私には残っていない。
だから、長時間のお一人様時間を決行するのは、
夫が土日とも休みの週に限られる。

でも、本音を言うと...
旦那以外に、頼れる親族が身近にいないため、
本当は毎月欲しいところを、
2ヶ月に1回で妥協してやっている(笑)
しかも、丸一日欲しいのも、半日で我慢している。
ま、コロナ禍で行くところもなければ、
友達を遊びに誘うこともできないのだから、
実際は2ヶ月に一度、半日で事足りるから、
あら不思議。

だいたい、娘に朝ごはんを食べさせて、
娘が昼寝から起きるまでの8〜14時くらいまでを、
徹底的に遊び倒す。
2ヶ月に1回だから、自分のワードローブや、
娘の保育園着、化粧品、本屋で毎度結構散財する。

8.半年に一度の自分のための有休


大声では言えないのだが、
娘を保育園に預けて、平日丸一日のお休み。
誰のためでもなく、自分のためだけのお休み。
何をしても構わない。
朝から外出して派手に遊んでもいいし、
寝っ転がってポテチ食べながら、
スラムダンク読んで1日が終わってもいい。
とにかく、半年の自分ご褒美。

実はこの習慣は、独身時代から続けている。
社会人たるもの、よく遊び、よく働けだ。

家族のためでも、生活に必要な家事のためでも、
役所手続きや病院通いのためでもなく、
自分が心からリフレッシュするためだけの1日だ。
これがあるから、また半年頑張れる。
そしてまた半年後、何をしようか、
ワクワクしながら考える時間も楽しい。

9.夕食は自炊9割


これは、私のくだらないこだわりだ。
私はもとから料理が好きだったし、
娘が生まれる前までは、
毎週末手の込んだものを作ったり、
冷蔵庫がパンパンになるくらい作り置きをしていた。

娘が生まれて間もない頃、
体力を消耗しきった私は、
ほぼ「炒めるだけ」や冷食に頼っていた。
確かに、美味しいし楽だけれど、
似たような味に飽きる上に、
「作りたかったな」という本心が根強く、
食べた後の罪悪感が半端なかった。

冷食なんて、ワーママにとっては、
この上ない味方なはずなのに、
私は完全には受け入れられなかったのだ。

こんなにも罪悪感を抱くくらいなら、
毎週末疲弊しても、1週間分作り置きを蓄えた方が、
ずっと気持ちよく過ごせる。
もちろん、娘用にも別に作り置きをしている。

だから、毎週末かなりの品数を作ることになる。
最終的に「もういっか」という満足感が得られたら、
そこで終了だ。
それでも足りない分は、
渋々冷食やお惣菜を活用することにしている。

10.多少のお金で解決することは積極的にお金を使う


お金で解決というと、聞こえが悪い。
要は、時間や手間を省くために、
少し支払うだけで解決するなら、
厭わないという話。

例えば、一時期黄色が好きで、
黄色い服しか着ないと毎朝グズっていた娘には、
保育園に週5預ける際に、
足りるだけの黄色いTシャツを買った。
毎朝ぐずられて格闘する時間とエネルギーが
勿体無いと思ったからだ。

ちなみに、保育園での着替えは黄色ではない。
そこは、プロなら黄色でなくとも大丈夫だろうという、
先生方への信頼と期待だ。
変な期待してごめんよ、先生(笑)

それから最近は、チャリに乗りたがらない娘のため、
100均でキラキラのヘアゴムや、
キャラクターのリストバンドを買い、
リアシートの安全バーに取り付けている。
しかも飽きないように数種類を鞄に忍ばせておき、
毎日駅の駐輪場で付け替えてから、
娘をお迎えに行く。
娘は、「今日は何かなぁ?」と、
すっかりこちらの策略にはまって
自転車に乗るようになった。

数百円、数千円で、娘と親のメンタルが維持され、
時間も確保できるなら、喜んで払おう。
だって、毎朝服を着ないと言って着替えに10分かかり、
自転車に乗らずに逃げる娘と格闘するのに
朝夕30分かかっていたら、
週5日で200分も無駄にしていることになる。

3時間以上も!

そんなに時間があったら、軽くお出かけもできるし、
たまった家事だって片付けられる。
あぁ、もったいない、もったいない。

というわけで以上が、
今の私が気持ちよく過ごすために必要な10の条件だ。
産後〜復職1年後までの約2年かけて、
自分で見つけた条件だ。

この条件は、今後状況に応じて刻々と変化するし、
ワーママ生活に慣れて、娘も手がかからなくなれば、
条件もどんどん増えるだろう。

人間て不思議なもので、
何か一つ条件や環境が違うだけで、
とても居心地が良くなる。

だから、毎日自分のことは後回しにしているママこそ、
なんでもいいから、自分の気分が良くなることを、
見つけて欲しいと思う。

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