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一度死んだから言えること!

◎お尻が大変です(笑)

すいません!今日も下ネタです(笑)

たぶん(笑)1週間程度で幻覚妄想が無くなったのですが、自分の身体の状態やなぜこうなっているのか?とかは、まったく考えてないぼけた状態で、日々の苦痛をどう改善していくかが私の最大の関心でした。

声を出せない私は、最初のうちはナースセンターの近くにて、いつも気を掛けてもらっていました。しかし、回復に従いそこから遠くへ遠くへとベッドは移動させられて、気にかけてもらうことが減少してきました。

ですが、こんなおかしい私も、どうしても気付いてもらうしかない”お尻の事情”が起こるようになってきたのです。

その頃の私は、喉に穴が開いていることから、あらゆる薬も栄養素も点滴で補給されていました。水分が補給されていると喉の渇きは起こらないものだなと感心したのを覚えています。

それは無かった”あれ”が回復と同時に起こるようになってきて、途端に一番の苦痛になって行ったからです。

なんと、私のお尻状態が悪くなってしまったのです!

それは、いわゆる水便というやつで、皆さん的には下痢というやつです。固形食が無いので、点滴を入れた分だけ水が排泄されてくるのです。こいつは腸で吸収されなかった”水溶液”のようなものなので、中性化される前に酸性度が高いまま出てくるのです。

それがドバっと出るので、お尻の穴の周辺のみならず、前は陰部近くからお尻一帯に被害を与えて、だんだんとタダレてきたのです。もちろんオムツを交換してもらう際には拭いてくれるのですが、指定が無いとざっくりとなるのは当然の事なのです。

汚れは少なくても、結果的には酸性度の高い水で、穴はもちろんのことその周辺はタダレるのです。それはただ痛いわけではなく、染みてそれが次に”痒み”が襲ってくるのです。

しかし、私はその痒みを自分で掻くことが出来ませんでした。身体をよじることも手を動かす事も、まったく出来ず悩みとなっていました。

前にも書きましたがベッドでは、褥瘡予防のためクッションを体とマットの間に差し込んで、身体を固定化しています。これでは実は動けません。このクッションを動かせればと思うのですが、これがバカ重くて持ち上がらないのです。

ちなみに痒みを我慢するってかなりの”拷問”です(笑)

そしてそのかぶれた場所へと、日に何度も酸性たっぷりの水は攻撃を仕掛けてくるのですから、タダレが酷くなるのみならず、痛いわ痒いわで一人で”悶絶”していたのです。

ですから、私が訴えるチャンスはオムツ交換しかないのです。が、声の出ない私が「どうやって伝えるべきか?」なのです。これを必死に考えるのですが、今からするとそんな自分がオカシイ奴その者でしたね(笑)


さあ次回は”あの手この手の巻きです!”






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