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一度死んだから言えること


◉健気(けなげ)

最近は忙しくてついつい書くのをサボってました。すんません😣

とある鍼灸接骨院さんの院長さんと話す機会があり、どんなことをしているの?と聞くと、結局は強めにマッサージをして置鍼をして一人15分程度で終わり。それでもわんさかお客は来るらしい(笑)

だが日々マッサージに追われて、治して行くよりも慰安的な場所という事になって行き、色んな設備もどんどん使わなくなって省かれているとの事でした。

そもそもが患者さんが慰安を望んでいる事が第一義で、経営的にはそれで来てくれるなら万々歳でしょう。

以前は辛いだけでなく、早くに現場復帰するとか、健康的な生活を送るために治療を積極的に望んだものでしたが、そんな意識が変性しているという事です。

それはなぜか?

働いても楽しくないからです。給料は上がらず、仕事量も税金も増え続けています。

日本人とは黙っていても一生懸命に働く民族です。たぶん世界一だと思います。

「なのにねー」って社会になりました。ブラック企業なんて言い方は聞かれなくなったのは、どこも似た様なものになったからで、サービス残業花盛り・・・かも(笑)

ですから皆さんがくたびれている。頑張りすぎると損だとわかり始め、元気でいるより少しくたびれた方が余分な仕事をしないで済むので、その状態であろうとします。

元気でも病気でも無い微妙なところに居る人たちは、健康よりも慰安が欲しいのです。微妙さを保つ為だけの治療を自然と選ぶ様になるのです。

通勤電車の車内で楽しそうなのは、勝った帰りの阪神タイガースファンくらいかも知れません(笑)

個々が悪い訳ではなく、国民の生活が低いからです。だから苦しくても頑張る。頑張るけどそれが過ぎると余計に仕事が増えるので、病気ではない程度に治めておこうとします。

それが腰痛であったり肩こりや頭痛と言う症状だったりします。皆さんの悲鳴の代わりに身体がそれを表現しているのです。

このままでは子供たちが大人になるのを嫌がるしかないと思います。大きくなっても何の幸せも感じられず、日々の生活に追われてしまう。

そして手頃な接骨院を見つけて、身体を楽にしてもらい、愚痴をこぼし、馬鹿話をしてリフレッシュしているのです。

何という健気で人の良い国民ではないでしょうか。誰かこんな国にした政治家をとっちめて欲しいなぁと思う今日この頃です。

あなたと家族の周りの人が健康であり幸せでありますように・・・。

続く



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