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運に翻弄されながらも

駆け足で色づいてきてる紅葉が美しい
バンクーバーの朝からおはようございます。
豆と小鳥のなんてことない話#213は
いつになく壮大なテーマ
『生きる意味ってなんぞや』でバクとナミンで話しています。

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ここのところ、何人もの若い子から
カナダの永住権がほしいと相談を受けています。
私は留学エージェントで
ビザコンサルタントではないから、
実際、全くお役に立ててない。

カナダの移民法は国の都合でコロコロ変わる。
私が約30年前に永住権を取得してから、
ずっと簡単になったり難しくなったりを繰り返してる。
今は永住権の氷河期のよーで、
移民になるのは非常に難しい。
学歴/職業/年齢/英語力 etcが問われるんやけど、
例えば今、求められてる英語力がそんなん無理やんの満点に近いポイント。
今年に入ってから永住権だけではなく、
学生ビザのルールまで厳しくなった。

カナダだけではなくオーストラリアもニュージーランドも
同様に今、永住権を取得するのは至難の業らしい。
世界的に移民排斥の動きは強く、
スゥエーデンは500万あげるから
自国に帰ってちょうだい政策を移民に促してるみたい。
移民を大量に受け入れてから
治安が激しく悪くなったかららしい。

カナダは来年の11月に選挙があり、
ほぼ確実に現首相のトルドーさんは負けちゃう予想が高い。
そーなると政権は保守のコンサバになる。
コンサバは自国を先ず守ろうとするので、
さらに移民法は厳しくなるだろうが大半の人の意見だ。
もしかしたら、スゥエーデンみたいに移民の私も排斥されることになる可能性だってゼロではない。

永住権を目指す若い子たちにとっては
明るいニュースがないとても厳しい現状だけど、
それでも気持ちはブレないらしく、
諦めずに何か道はないかと突破口を探してる。
私は彼らにどーしろとも言えず、
話を聞き、気持ちに寄り添うことしかできず不甲斐ない。

タイミングや運で人生は大きく変わってく。
軽い気持ちで申請して移民になった人もいるし、
条件を十分、満たして覚悟を決めて申請したのに何故か拒否され、
泣く泣く帰国した人もいた。
いつ申請して、誰に書類を担当してもらい、
誰に面接してもらうかも運命の分かれ道。

永住権だけでなく、
あの時あの場所にいなかったら
助かった命もあるし、
あの時あの場所にいたから
出会えたあなたもいる。

それが「運」と言うものなんかな。
人生、選択できないパートが多すぎる。
自力ではコントロールできない運に
翻弄されながら、
それでも、その運が己の最善の道やと
根拠なくても信じて、
自分のチカラで納得できる生き方を見つけていくしかないのかな。

今回のピックは
最近、内なる世界の探究に勤しんでいるバクからのオススメの一冊。

佐野直樹さん著
「インド式グルノートの秘密」
ジャーナル人気の昨今にバクがピンときた一冊。
「内なる幸せと外側の成功」の両方を叶えるための
ジャーナルの書き方が紹介されてます。
早速、ナミンも買おうとしたら、アマゾンプライムの会員は無料で読ませていただけるよう。ありがたく拝読させて頂きます。

今秋、初の焼き芋をフーフーしながら
ブックマークにする落ち葉を探しながら
眠れない夜に小さな音でお聴きくださったらうれしいです。










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