Acceptance 受け入れる選択をしてみる

ネットラジオ豆と小鳥エピソード94は今や生活にはなくてはならない
「携帯電話」をテーマにバクとナミンで話しています。

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昨日の朝、仕事のアポに向かうために
私はクルマを運転してました。
雨の音さえ少し温かい春雨の降る木曜日。
いつもだったら30分で着くから、
余裕を持って45分前に自宅を出ました。

でこぼこに真面目な性格で時間に遅れることに関しては
自分にも他人にも手厳しいので、普段から早めにが鉄則。

しかし、普段だったら混まない道が今朝はなんでか大渋滞。
Google mapで確認すると真っ赤っか。
ふむーっ、事故か工事かはたまた映画のロケか、、、、原因はわからんが
なんしか大渋滞でピクリとも動かない。

抜け道もないところで私は次第にイライラし始めた。
「あぁ、もう15分早く出たらよかったのかな？」
「とりあえず相手さんにテキストで遅れるかもしれないことを詫びよう」
どの経路で行けば最短で行けるかグルグルと考える。

アセアセしてたので相手さんに送ったテキストは誤字脱字があり、
こうゆう時は1分が異常に長く感じ、
血圧がブンブン上がっていくのを体感した。あかんあかん。
周辺の車も当然、同様にイライラしており、ふと横の車を観たらドライバーさんの頭からは湯気が出ており、ハンドルをバンバン叩いてはった。

ぷっ。「人の振り見て我が振り直せ」～ハタと私は気が付いた。
今、私はこの状況をコントロールできない。
イライラしてなんかいいことあるかな？
全くない。事故起こす可能性が増えるくらい。
不愉快な気持ちで過ごしてるこの時間がもったいない。
自分が気の毒やし、高血圧にも非常に悪い。
落ち着いて過ごしてもジリジリと過ごしても同じ1分なら、
今の状況下、最速のスピードで目的地に着けることを祈りつつ、
深呼吸をして意識的に「安心する」感情を選択した。
自分に言い聞かせる、Surrender to Divine's will。
「大丈夫、生きてたらこんなこともある。
次、待ち合わせに遅れた人には優しくしたげよ」

世の中、コントロールできない事ってたくさんありますよね。
せっかくの山歩きの日に予報が見事に外れ、
ザーザー雨が降ることもあるだろうし、
楽しみにしてたコンサートの日に足首を捻挫することもあるかもしれない。

もちろん、直後には反射的に「なんでやね～ん！！」ってなるけれど、
でも、そんな時はその状況を受け入れた方が楽になれると思う。
嘆いても雨は止まないし、落ち込んでも捻挫はすぐに治らない。
楽しむかふてくされてるかの選択は私たちに委ねられてるから。

結局、私は5分強くらい遅れ、相手さんも遅れたから
私たちはほぼ同時に待ち合わせ場所に到着した。
あの時に気づいて気持ちを変換できて本当によかったと
ロンドンフォグの泡をペロっと舐めた。

中古レコードセールでじっくり物色しながら
ベランダに干したお布団をパンパンしながら
いかなごのくぎ煮をごはんに乗せながら
お聴きくださったらうれしいです