原因は私にあった

例年、議決権を持つ正会員で行ってきた希望の会総会。
昨日はオンライン開催で誰もが参加できるようにし、会員限定のYouTube配信でも視聴できるように変えてみました。
数年ぶりに顔を出してくれた方や、入院中の病院から視聴していた方もいました。
その後、懇親会に移り、立場でグループに分かれたのですが、

「安心して泣けた」
「ほっとして笑えた」
という声も届きました。よかった❢

総会が終わってから、思ってもみなかった人数の会員から、

「希望の会の運営のために、自分も出来ることをしたい」という連絡をいただきました。
嬉しい驚きと共に、原因は私にあったのだということを痛感しました。

患者会理事長を引き継いでからの私は、厳しい病を治せる日がくるように、少しでも患者の日々、気持ちが和らぐようにと、理事長としての「べき」を自らに課して、突き進んでいたのだと思います。
私が火の玉みたいで、会員は私に圧倒されている部分もあったのでしょう。

私が『助けてほしい』と自己開示するにはエネルギーが必要でしたが、

やっと、それを見せられるようになったことで、

みなさんが希望の会を「受け手」ではなく「自分の」として捉えられる空間が出来たのではないかと思います。

私の行動、考えは「自分」のものでしかないのだと思うに至りました。
これからは、自分の「利己」をしっかりみつめ、自分のことだから頑張れるのだということを心に持ちたいです。
私の願う未来が誰かへの押しつけになることなく、他の方が「知る」「納得」に繋がることがあり、結果的に「利他」になったら素敵なことだなと思います。

今朝から、Slackが動いています。
着信の音を心地よい気怠さの中で聴きながら、「must」を次々と手放しています。ふぅ…

希望の会


全国胃がんキャラバン、多くの人にがん情報を届けるグリーンルーペアクションに挑戦しています。藁をもすがるからこそ、根拠のある情報が必要なのだと思い、頑張っています。