鬼コーチの想いは「生きてほしい」だった
妻が鬼コーチになってまでレシピを叩きこんでくれたのは、自分の死後も長生きしてほしいという強い願いのあらわれだった。
この記事を読み、夫の想いがやっとわかりました
私も脚立の乗り方、電球の替え方、運転、パソコンのこと…いろいろ教わったな。
今まで夫がしてくれていたことを、全て私にやらせようとする…
一緒にいるのに…
その時の私は、突き放されたように感じて、悲しくなったこともありました。
特に慣れない脚立に乗って、ブルブル震えながら電球を替える時も
脚立を支えることもせず、外した電球も受け取らず
夫は腕組みをして見ていた。
あの時、きっと、心の中では助けたかったんだということを
今、はっきりわかったのです。
自分がいなくなっても生きていけるように
そう思って心を鬼にするのも辛かっただろうな…
『自分がいなくなったら』というファイルを作成してあり、死後の手続きが細やかに残されていました。
こどものおつかいみたいだったけれど
悲しい気持ちの中、次々に押し寄せる事務手続きに心が折れそうだった私は、このファイルに改訂あることを必死にこなしていきました。
「済」というスタンプがいちいち押してあることに、我ながら泣けてくる…
「目標を持つとか、後悔ないように……というのもわかるけど、友達が思ってくれて、好きな人と好きなものを食べられたら私は後悔しない」
記事の中にある言葉。
心に響きます。
後悔なんて、いくらでも出てくるからね。
何よりも大切なこと。
どんな時も、日々を生きること
何年たっても消えない、エールですね。
全国胃がんキャラバン、多くの人にがん情報を届けるグリーンルーペアクションに挑戦しています。藁をもすがるからこそ、根拠のある情報が必要なのだと思い、頑張っています。