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Apple Special Event「時が満ちた」ざっくりまとめ / サンデーAFJ号外 2024年9月11日号

皆さんこんにちは。虎豆しば2号です。
2024年9月10日の午前2時よりAppleはSpecial Event「時が満ちた。」を行いました。今回は号外として発表されたものをザザッとダイジェストでご紹介したいと思います。

Apple Watch

今回新しく追加されたジェットブラックアルミニウムケース

まず最初に発表されたのはApple Watch。ナンバリングモデルは順当に番号を重ねSeries 10となりました。今回は筐体が刷新され、これまでのSeries 7以降のデザインよりも薄くなり、さらに角の丸みが強まり、画面サイズもこれまでよりも大きくなりました。ケースのサイズは42mmと46mmの2種類展開、素材はアルミニウムケースとチタニウムケースの2種類となりました。これによりApple Watch登場以来ずっと用意されていたステンレススチールケースは今回をもって廃止となりました。  

睡眠時無呼吸を検知すると通知が来る模様

チップはS10 SiPを搭載し、機能的なアップデートとしては睡眠時無呼吸の検知が行えるようになった他、水深と水温を計測するセンサーが新たに搭載されました。
また充電速度がさらに高速化し、30分で80%までの充電が行えるようになりました。

ブラックチタニウムケース

そしてApple Watch Ultraについては新型の発表はありませんでしたが、新カラーとしてブラックチタニウムケースが追加されました。さらにUltra向けのミラネーゼループとHermesバンドが追加されました。

AirPods

センサーの位置が変わっている

次にAirPods。AirPods 4が登場し、AirPods Pro 2にて追加されたApple Watch Chargerでの充電や「探す」への対応を行うと同時に、なんとアクティブノイズキャンセリング(以下ANC)に対応しました。
ANCイヤフォンでインナーイヤー型というのは珍しい存在であるため、カナル型の装着感が苦手な方には嬉しい選択となるのではないでしょうか。
一点注意が必要なのは、今回のAirPods 4にはANC有りモデルと無しモデルの2種類あるということ。また、ANC無しモデルだとANCの有無だけでなく、探すやワイヤレス充電に非対応となりますので、購入される際はお気をつけください。

最近のAppleのカラートレンドに合わせたラインナップに

そしてAirPods MaxがUSB Type-Cでの充電に対応し、カラーバリエーションが刷新されました。

iPhone 16/16 Plus

iPhone 15と打って変わって今回は派手な色合いが多くなった

そして今回のメインイベントと言えるiPhone。まず無印ラインのiPhone 16/16 Plus。目玉はApple Intelligenceに最適化されたA18チップ。iPhone 14から無印ラインについては一世代遅れのチップを採用していましたが、ここで最新のナンバリングに対応してきました。  

マクロモードで撮影された作例

ハードウェア面での進化はカメラレンズの配置がiPhone 13以降斜め配置でしたが、iPhone 12以前の縦並びに戻りました。これは空間写真・ビデオへ対応するためで、iPhone 15シリーズではProラインでしか行えなかったのが今回から無印ラインでも撮影可能となりました。そして超広角レンズによるマクロ撮影にも対応。こちらもProラインでしかこれまで行えなかったので無印ラインでも対応は嬉しいですね。

カメラコントロール使用時のUIはこのような感じ

その他カメラコントロールという感圧センサーが搭載されました。こちらはサイドボタン側の側面にあり、クリックすることでカメラAppを起動し、なぞることでモード切り替えや画角の切り替え、シャッターを切る等が行えます。
昨年iPhone 15 Proシリーズでアクションボタンが搭載されましたが、今回カメラ機能についてはこちらに独立したため、アクションボタンには別な機能を割り当てることが可能となります。

アクションボタンが搭載されてミュートスイッチは廃止された

そしてそのアクションボタン。昨年はProラインにしか搭載されませんでしたが、今回は無印ラインにも搭載されました。これにて初代からずっと搭載され続けていたミュートスイッチは廃止となりました。

iPhone 16 Pro/16 Pro Max

ブルーチタニウムはディスコンに

最後にiPhone 16 Pro/Pro Max。SoCはA18 Proチップとなり、こちらもApple Intelligenceのために最適化されているとのこと。

超広角カメラの画素数アップはマクロモード使用時に活きてきそう

ハードウェア面では無印ライン同様カメラコントロールが追加され、カメラの操作性が向上。無印ラインとの差別化としてはこれまで通り120Hzのリフレッシュレートや常時表示ディスプレイがありますが、今回iPhone 16 Proシリーズからの新機能としては超広角レンズの有効画素数が48MPになりました。超広角レンズがiPhone 11シリーズで搭載されて以来、ずっと12MPでしたのでこれは画質の向上が期待出来ます。

レンズバンプ周りのデザイン変更は無さそう

そしてビデオ性能も向上し、4K 120fps収録が行えるようになりました。こちらはスローモーションにする際に真価を発揮します。さらにマイクが4つに増えたため、高音質な動画収録が行えます。

今回発表された製品はiPhone以外の製品は既に予約受付を開始しており、iPhone 16シリーズに関しては9月13日から予約受付開始、店頭発売は全ての製品が9月20日からとなっています。
それでは今回はこの辺で。

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