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Apple、M4チップを搭載した新しいiMacを発表。 / サンデーAFJ号外 2024年10月29日号

虎豆しば2号

皆さんこんにちは。Harvectorの虎豆しば2号です。
前回のサンデーAFJでAppleの上級副社長であるGreg Joswiak氏が新型Macの発表を示唆するツイートをされたというお話をしましたが、日本時間で10月29日の0時頃にiMac(24-inch, M4, 2024)が発表されました。
今回は号外ということで新しく登場したiMacの進化ポイントをまとめていこうと思います。


M4チップ搭載

今回の大きな進化はM4チップ搭載でしょう。前モデルはM3チップ搭載だったので1世代変わっただけと言えばそうなのですが、細かいところを見ていくとこの1世代の差は結構大きいです。

まずCPUのコア数ですが、M3チップでは8コアのものしか用意されていませんでしたが、今回10コアCPUを選択出来るようになっています。こちらは高性能コアが4つ、高効率コアが6つの組み合わせとなっております。

次にユニファイドメモリの容量。M3チップではベースが8GB、最大で24GBでしたが、M4チップではベースで16GB、最大32GBまで搭載することが出来るようになりました。

そして背面にある端子も進化。M3チップでは上位モデルを選択したとしてもThunderbolt 4ポートは2つ、残りはUSB 3.1Gen2 Type-Cでしたが、M4チップではThunderbolt 4が4つになりました。
また、この進化により6K 60Hzの外部ディスプレイを2台、8K 120Hzの外部ディスプレイを1台接続することが可能となりました。
M3チップでは6K 60Hz外部ディスプレイが1台までしか出力出来なかったため、マルチモニター環境を構築したい人にとっては嬉しい進化と言えるでしょう。

Nano-textureガラス

ディスプレイ自体は特に変更なく、従来通り24inch 4.5K解像度のRetinaディスプレイなのですが、オプションでNano-textureガラスを選択出来るようになりました。

Nano-textureガラスはProDisplay XDRで初めて搭載されたもので、いわゆる非光沢処理がされたものなのです。実は2020年に発表された最後のIntelチップを搭載したiMacではNano-textureガラスを選択出来るオプションが用意されていました。ただ2021年にM1チップを搭載しフルモデルチェンジを果たしたタイミングでそのオプションが無くなったのですが、今回iMacで再びNano-textureガラスを選択出来るようになりました。

このオプションを選択するには10コアCPUと10コアGPUのモデルを選択する必要があり、+¥30,000追加で掛かりますが、反射のあるディスプレイが苦手である方は選択するといいでしょう。

FaceTimeカメラがセンターフレームに対応

今回FaceTimeカメラが進化し、画角が広くなり画素数が12MPに進化。それによってセンターフレームとデスクビューに対応しました。

センターフレームは被写体の動きを追従して画角を合わせてくれたり、被写体が増えるとズームアウトしてくれるという機能で、こちらはiPadシリーズやStudio Display等では既に対応済みであったものの、iMacでは対応出来ていなかったところが今回無事対応したという形になります。

そしてデスクビューは卓上を俯瞰(真上から見下ろしたようなアングル)で撮影したかのような見せ方が出来るという機能です。こちらは同じスペックのFaceTimeカメラを搭載したStudio Displayでも対応出来ていないので、どういう違いなのかは分からないですがiPhoneとの連携カメラを使わなくともデスクビューが出来るようになったのは嬉しい進化ですね。

その他細かい変更点

その他細かい変更点で言うと筐体のカラーが若干変わっています。ブルー、パープル、ピンク、オレンジ、イエロー、グリーン、シルバーの全7色というラインナップは変化ありませんが、それぞれの色味が変わっています。iMacはリビングに置いたりなどインテリアとしての側面も強いため、このカラフルな仕上げが多いのは嬉しいという方も多いでしょう。

そして今回M4チップ搭載iMacが登場したことでMac向けMagicアクセサリもリニューアル。iMacに付属してくるアクセサリ含めて充電端子がUSB Type-Cとなりました。これまではLightning - USB-Cケーブルを用いてMacと接続して充電する必要がありましたが、これにてようやくUSB-Cケーブルで直接接続することが出来るようになりました。
ただMagicアクセサリについては充電端子以外は特に変更点は無く、Magic Mouseは引き続き底面に充電端子があるので、充電しながらの使用は出来ないみたいです。

以上、iMac(24-inch, M4, 2024)の進化ポイントまとめでした。
今回はマイナーチェンジであると言えますので、M3チップを搭載したiMacを所有されている方は買い替えるメリットはそこまで無いですが、M1チップを搭載したiMacの方は結構スペックアップになるので検討してもいいかもしれないですね。IntelチップのiMacを使用されている方は間違いなく買いだと思います。
皆さんは新しいiMacどのように感じましたか？是非AFJにて感想を教えてください。
それでは今回はこの辺で。

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