秋桜散る、豆の日のこと|日々の雑記#63
多くの方が誤解されていると思いますが、私は単なる呑んだくれではございません。豆と信州食材を愛する呑んだくれです。
畏れ多くも「豆」の一字を頂戴しているからには、世の中に豆を広める活動、いわゆる豆活をしています。
皆さんご存知の通り、10月13日は「豆の日」でした。
全国豆類振興会や日本豆類協会が推す特別な日。未だ国民の祝日にならないのは、穀物界のライバルである、トウモロコシあたりが邪魔をしているからに違いありません。
そんな豆の日に合わせて、毎年「豆料理コンテスト」が開催されているのですが、残念ながら落選でした。
サクラチル、この時期ならばコスモスチル。ふと気になって合格電報について調べたら、学校によって様々なパターンがあって発見です。
信州大学では
「コマクサノハナヒラク」(合格)
「シナノジハユキフカシ」(不合格)
奈良教育大学だと
「テンピョウノイラカカガヤク」(合格)
「ダイブツノメニナミダ」(不合格)
だったそう。
短い電文の中にも地域性があり、趣きを感じます。当事者で無い分には楽しめますが、不合格だった時には「知るかボケッ!」って具合でしょうね。
さて、せっかくなので落選したレシピをご紹介。来年の準備を始めるために、気持ちを切り替えます。鬼たちに笑われる懸念はありますが、年が明けたらすぐ節分。せめて年内は楽しんでもらいましょう。
ちなみに以前にアップした、こちらの料理の改修版となります。
コンテスト向けのチリビーンズせんべい、前回は具材が飛び散り電子レンジ内を修羅場にしましたが、今回は一味違います。
材料(2人前)
① スライスチーズ・・・4枚
② サラダ用蒸し豆・・・1パック(70g)
③ コンビーフハッシュ・・・1パック(75g)
④ トマトペースト・・・大さじ3
⑤ チリ&ガーリック*・・・小さじ1/3(無ければ塩と七味唐辛子などで代用)
*塩、チリ、ニンニク、胡椒のミックススパイス
⑥ 青唐辛子酢漬け・・・あれば、お好みで
⑦ タバスコ・・・あれば、お好みで
まずは耐熱皿にクッキングペーパーを敷き、スライスチーズをのせ電子レンジに。ラップはせずに600Wで90秒ほど、土台となるチーズせんべいを作ります。
その間に②〜⑤の材料を混ぜ合わせてメインの具材を作成。あとはカリカリになったチーズの上に、チリビーンズ風のフィリングをのっければ完成です。
前回はフィリングとチーズを一緒にレンチンして弾けましたが、別にすることで解決しました。そもそも加熱不要な食材でした。
食べる時はお好みで青唐辛子の酢漬けをあしらうか、タバスコを振り掛けてお召し上がりください。
応募に際し、見映えを優先して一枚もののチーズで作りましたが、正直食べづらかったです。フィリングの上に割り砕いたチーズをのせて、サラダ風にスプーンで食べるのがお薦めです。
それにしてもこの料理、何が良いかって火も包丁も使わないこと。10分もあれば作れるので、忙しい時や呑んでツマミが足りなくなった時に重宝します。お酒はコロナビールかスタウトがよく合います。
いつか豆の日が祝日になることを願い、これからも豆活に励みます。
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