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FIRE生活も大変らしい

25年以上勤めたお堅い職場を早期退職して、現在、小学生男子を育てながら主婦をしているまめさとです。
お堅い仕事を辞めた今、FIREというわけではないですが、少しだけスポットバイトをしたり、ちょっとだけ株の配当などでお小遣いを得たりしつつ、主婦をしています。

昨今の専業主婦に対する厳しい風当たりに、肩身の狭い思いをする今日この頃。
そんな中、株式投資で築かれた資産で完全FIREされた男性のブログを拝見しました。

50代、独身一人暮らしで働く必要性は皆無。
ブログから推察するに、かなりの資産を形成されているような様子。
どれだけ悠々自適なのびのびライフを満喫されているかと思えば・・・
実際はなかなか大変そうでした。

住んでいる地域が、ちょっと田舎の人間関係が濃いところのようで、無職の中年独身男性に対する周囲の視線の冷たさがハンパないとのこと。
犯罪予備軍みたいに監視されているのでは、とさえ感じておられます。

書かれているブログを見る限り、この男性はとても堅実で真面目な方。
誰に迷惑をかけるでもなく、静かに暮らしています。
なんならいやいやながら、町内会の活動にも最低限の参加をしていらっしゃる。

それでも昼間からぶらぶらしている怪しい中年男性という視線からは逃れられないそうです。
「無職の独身男性」というだけで、この日本においてはいかに生きづらいか。
笑い交じりに切々とつづられていました。

改めて今まで考えてみたこともなかったのですが、確かに男性の立場だとそういうしんどさがあるかもしれません。
結婚していれば、「主夫やってます」というのも対応策として取れそうですが、仮にそうだったとしても田舎だと、まだまだ偏見がありそう。

かといって、実はそれ相応の資産があるんですよなんてことは怖くて言えない。
それこそとんでもないうわさが立って、ろくでもない目にあいそうです。

この方は、結局、プレッシャーに耐えかねて、週に何度か必要のないバイトをされているようです。

また将来的に、もう少し都会に引っ越すことも考えているとのこと。
まあしかし、都会のマンションとかで一人引きこもって暮らすのもどうなのかなあ・・・と個人的には思ってしまいます。

お金の有無や家族の有無、条件はいろいろ違えど、よりよく生きるためにはどうするのがベストなのか。
この問いへの答えは、死ぬ直前まで手探りしていくことになりそうです。

本日の写真:サンゴジュ(スイカズラ科)
赤い実、黒い実、いろいろ目につく季節になってきました。

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