ほそぼそ働いてみよう。-その17　午前のみの事務仕事はレッドオーシャン-

２５年以上勤めたお堅い職場を早期退職して、現在、小学生男子を育てながら主婦をしているまめさとです。
短期のパートを終えたのち、やっぱもう少し働いてみたいと思い、引き続き期間限定パートを探していました。

チョコレートの販売については、あえなく撃沈。
しかし、同じ時期にもう一つ気になるパートがありました。
それはずばり、確定申告の補助の事務。

各地区の税務署がそれぞれ募集しているようで、バイト探しアプリにも数多くの案内が出ていました。
確定申告関係なので、勤務期間は3か月弱。
通常は6時間とか８時間勤務で募集なのですが、１か所だけ、午前のみの短時間のパートでもOKというところがあったのです。
勤務場所も電車には乗るものの、比較的近く駅近の立地。

応募に躊躇していたのは、週５で勤務という点でした。
前回のパートを通じて、たとえ１日４時間でも、子供の登下校に合わせて仕事をしつつ、家事もこなすというのは結構な負担になるのが身に沁みました。
早期退職した理由の１つがのんびりしたいというものだったので、そんなにキリキリしたくないなというのが正直な気持ち。

そのうえ、風邪やらインフルエンザやらが流行る時期なので、自分はもちろん子供や学校の都合で急に休まなければいけなくなる可能性もある。
突然休むことになったらどうしようと、ひやひやするのがとてもストレスになるたちなので、わざわざ正社員を辞めてから毎日そんな気持ちになるのは嫌だな。
そう思ってグズグズしていました。

しかしいろいろ調べ続けていても希望に合うような仕事は出てこず。
３か月ぐらいがんばれるか、とやっと重い腰を上げてアプリで応募の登録をしました。

担当の方から電話があったのが応募の翌々日でした。
公務員っぽい、若い真面目そうな声の男性でしたが、忙しいらしくやや早口。
連絡が遅くなったお詫びのあと、勤務場所の確認と勤務時間の希望聴取へ。
午前中の４時間勤務希望、と伝えました。
すると、その枠はもう一杯になってしまいました・・・、とのこと。

え、そうなの！？
まさに、がーんって感じ。
思わずショックの言葉が口から出ていたと思います。
男性も申しわけなさそうに、午前中だけという枠は人気で、早めに埋まってしまうんです・・・と。

お忙しそうで申し訳なかったのですが、せっかく応募したのだから今後の参考までに年齢とかは関係あるのですか？と聞いてみました。
するときっぱりと、「年齢も経歴も関係ありません」と力強くおっしゃいました。

ようは単純に早い者勝ちだったようです。
そういうことなら、来年またやりたければチャンスはまだあるか、と少し希望をもって電話を切りました。

ちなみにこれからしばらくたった後も、この事業所を含め多くの税務署でパート募集の案内が出続けていました。
場所の問題とか、PCの台数の問題とかあるとは思うのですが、午前中枠を増やすことができれば、多少なりとも人手不足の緩和につながりそうだけどな・・・。
ぼんやりそんなことを思いました。

とりあえず気になった仕事はすぐに応募する。
一つ学ぶことができたので、今回はそれでよしとします。

本日の写真：チューリップ
やっぱり好きなチューリップ。オーソドックスな形が好みです。