四国でもロイホが食べれるよ、という話
子どもの頃から、ロイヤルホストが大好きだった。家族で外食する際、どこに行くかと聞かれたら高確率で「ロイホ!」と答えていたし、好きだったメニューがちょっと悲しい方向に改定されれば、「お客様の声」的なものに延々と思いを綴るくらい重い愛を持っている。(迷惑)
大人になってからも、定期的にロイホに足を運んでいた私だったが、突如ピンチに襲われることになる。なんと嫁ぎ先の四国には、ロイホが一軒もないのである…。
休日の朝に、ロイホのモーニングを食べる至福のとき。(パンケーキおいしすぎるしエビやらアボカドやらのサラダが絶妙においしい)
ドリンクバーでトロピカルアイスティーを飲みたいだけ飲みつつ、ヨーグルトジャーマニーを頼もうかホットファッジサンデーを頼もうか悩む時間。
コスモドリアのマロンのほっとする甘さに降伏するあの瞬間。
チキングリルの上の目玉焼きをいつ崩してしまおうかとドキドキするあの感じ。
いろいろ食べたいものはあるけれど、とりあえず定番のオニオングラタンは飲んでおこうかなと思うお決まりコース。
なくなってしまったケールとベーコンのソテーが復活しないかな…とメニューを見るたびただただ願っちゃうやつ。…あれらを今後味わえる機会が激減すると思うと、本当に悲しすぎて涙が出そうになった。
もちろん帰省した際、たくさんロイホに行けばいいだけの話なのだが、私は現在32歳。永遠にご飯を食べられるほど、胃も元気ではない。それに帰省したとしても、仕事の都合もあり長期間滞在は叶わず、せいぜい2泊3日がいいところだ。大体予定を詰め込んでしまうので、ロイホチャンスは頑張っても1~2回しか作れず、ロイホ不足で枯れそうになっていた。
ロイホの四国上陸が一番の願いだが、サイゼの上陸もこれからと考えると、望みが薄いことは明白である。
そんな絶望しきった私を救ってくれたもの、お気づきの方もいるかもしれない。そう。「ロイヤルデリ」である。
ロイヤルデリとは、ロイホの一部メニューを冷凍で届けてくれるサービスだ。もちろん好きなメニューすべてが網羅されているわけではないが、家でロイホの波動を感じられるというだけで幸福すぎる。帰省した際に頼むメニューが絞りやすくもなる。
ロイホといえば、多国籍なメニューを展開していることも魅力のひとつだが、このロイヤルデリでもドリア類だけでなく、カレーやジャンバラヤなど様々なメニューを注文できる。最高すぎる。
とにもかくにも、今私はロイヤルデリに夢中である。近くにロイホがなくて行けない皆さんに、ぜひおすすめしたい。
(メニューについてもあれこれ語りたいが、長くなりすぎるので一旦終了。)