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本当の自信は自分の中で輝き続けるもの


植松努さん(植松電機 代表取締役)の
「どうせ無理と思っている君へ」という本には、あたたかくて強い
植松さんの体験と言葉がたくさん詰っていました。


子どもに自信をつけてもらいたいという思いから、誰かと比較してしまうことがありますよね。子どもに、つい言ってしまいそうな事例をひとつご紹介しましょう。

「成績1位は○○さんでも、君は2位だ。
3位以下の人よりもすごいんだから自信をもちなさい

こんなふうに誰かと比較することで、君に自信をもたせようとします。

「どうせ無理」と思っている君へ

だけどこのやり方は間違っていると植松さんは言います。


誰かと比較することで生まれるのは?

誰かと比べたり、何かの勝負に勝ったりして生まれるのは、自信ではなくて優越感です。

自信のかわりにはびこる優越感は、まるで悪質なウイルス。感染力がとても高く、大人になってもこのウイルスにかかったままの人がたくさんいます。

「どうせ無理」と思っている君へ

比較しても自信にはつながらない。
そればかりか優越感ウイルスにかかってしまうのです。


私たちは、自分と誰かと比較しがちです。子どもの頃から「比較」されてきたからかもしれません。自分に染み付いてしまった比較グセは、「上下」「優劣」「偉い・偉くない」を判断してしまいます。


植松さんはこう言います。

自信は優越感とは違います。自信は自分の内側から湧きあがってくることで、誰かと比べる必要はありません。一人でいても輝き続け何があってもなくならないものが自信です。

「どうせ無理」と思っている君へ


大人の中には、あらゆる方法で「私はあの人より勝っている」と自分に言い聞かせ、優越感を感じることで何とか自分を安心させようとする人がいます。

今の混乱した社会にはコロナではなく優越感ウイルスが蔓延しているよう。感染力も強いですからね。こちらを蔓延防止した方がよさそうですよね。




自信は自分の世界の中で起きること

2位の子どもには優越感が生まれるのと反対に、3位以下の子ども達には劣等感を生み出してしまわないかな・・・。「自分、ダメだなぁ・・・」と。


では、子ども達に本当の自信をつけてもらうためには・・・?

新しいことをやってみてそれをクリア出来た時、自信は育つのだと思います。「自分、けっこうやるじゃん!」てね。


クリアしなくても挑戦出来たということが、自分へのポジティブな思いに繋がります。あくまでも自分の内側で起きているので他人と比較することはまったく必要ない。


だから、やったことが無いこと、ちょっと苦手なこと、興味あることに
ちょっとでもチャレンジ!少しずつ自信はついていく。


少しずつ自信をつけながら、自分の道を信じて歩むことができる人。
そんな人が増えると、社会はもっと安定し明るくなるでしょうね。


子供向けの本ですが、読んでハッと気づくことが他にもたくさんありました。
植松さん、素晴らしい本をありがとうございます。😊



おそらく全員、何かしら競争をしていると思います。

勉強・スポーツ。絵や音楽。かわいさ、かっこよさ。

すべてに順位がつけられます。なぜならば「競争とは、子どもに自信を持たせるいい方法だ」と信じて疑わない大人がたくさんいるためです。

「どうせ無理」と思っている君へ



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