太鼓の達人、ふたたび。

親の骨折から話がそれてしまった。

胃の内視鏡検査で分かったのは、十二指腸潰瘍。
「あ、十二指腸に潰瘍あるね」
といわれたものの薬も何も出なかった。
そして翌月の大腸内視鏡検査。
先生がのっけからあれこれしゃべる。
「あー、大腸メラノーシスだ。腸壁が黒いでしょう?漢方の便秘薬飲んでた人はこうなるんだよー」
つまり腹黒いと。
「あ、ポリープあったね。とっちゃうねー。」
その検査でポリープを2個とって終了。
病理検査で返ってきた結果は、良性だった。

振り返ってみれば、胃にも腸にもまことにやさしくない食生活をしていた。
深夜勤2年目、乳がんの再発にはじまり、放射線治療の後遺症と薬の副作用、新型コロナワクチンの副反応がコンボで襲ってきた。
ワクチンの後遺症のベル麻痺は、だいぶましになったけど、今でもかすかに残ってる。
とどめに、仕事帰りにコンビニに寄るのが定番化してた。
コンビニスイーツは買うわ、カップ麺は買うわ。
それまでそんなにコンビニヘビーユーザーじゃなかったのに。
おかげで添加物、人工甘味料その他諸々体によくないものをガンガン入れていた。その上昼夜逆転生活。体に悪いことばっかり。よく生きてたなと思う。ホメオパシーがなかったらどうなっていたやら。
さいわい傷病手当がもらえる程度には働いていたので、仕事を辞めた後もしばらくの間傷病手当で生活できた。

ただ、一度おかしくなってしまった体、特に脳はなかなか回復しなかった。一昨年の2~3月頃なんて風呂にアイス持ち込んで食べて、それが1個じゃ足りなくて二つとか持ち込んで、果ては1パイントのアイスを一度に食べきろうとして理性で止めたけど、その時すでに2/3なくなっていて、
「あ、これマズい」
と思った。

そこから自分を建て直そうと四苦八苦したあげく、最終的に、
鎮痛剤、水銀、アルミ、ステロイドのレメディをとって、ようやく自分を取り戻せた。

ストレスで脳がヤラれると回復するのに3年くらいかかるらしい。
それも、十分休養をとって脳を休ませていればの話で、その間に絶えずストレスがかかり続ければその分回復は遅れてしまう。

傷病手当の支給が終わったものの、本業がまだ回復できてない状態だったので、経済的な不安から、また副業を始めることにした。
まだまだ体が回復してないのに環境を激変させたから、また脳によけいな負荷がかかってしまった。

お昼前に仕事が終わり、ホッと一息つきたくて、つい手軽なコンビニに寄る。
元々コーヒーが好きなことと、脳を使っているからか、いつもなら手が伸びない菓子パンに手が伸びる。それもパン・オ・ショコラとかメロンパンとかクイニーアマンとかのハイカロリーなやつ。いつもなら絶対食べないのに、なぜか仕事帰りには手が伸びる。どうかすると二つとか。

しかもそれだけハイカロリーなもの食べてるのに、全然太らない。
前ならこんなことしてたら絶対体重が増えたはずなのに、まったく増えない。
さすがにこれはおかしいな、と思い始めた頃、また例の腹部膨満感がやってきた。



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