ヤングケアラーというほどでもないけど

母、父は定年間近の共働きで今年のはじめ、
母が癌になった

二人はお互いにあまり話をせず、家の中にいてもそれぞれ過ごすことが多い

久々に実家に帰ると父が「お母さんがずっと起きてこない」という

母の身体を触るとものすごく熱かった

半日以上お互い家にいたのに、父は母のことをただほったらかしたのだろうか

気づいたのは土曜の夜遅くのことだったので翌朝病院に電話した

母が普段行っているのは大きな病院なので色んな窓口をたらい回しにされた

8:00からかけ続けた電話はようやく10:00頃に繋がった

病院の待合で結果を待つ

ヤングケアラーというほどでもないけれど
命にかかわるあらゆる判断を家族は何の知識もないままがむしゃらに動き回るしかないのだろうか

そもそも一番身近な人がその変化に気づけず判断もしないままだったら母は今頃病院にも来れておらず、もっと苦しんでいたのではないだろうか

考えるとひたすらこわい

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