「セルが空白なら〇〇をする」処理を自動化するマクロ【編集忘れ・チェック作業の効率アップ】
「セルが空白なら〇〇という処理をしたい」
こんな処理を自動化するマクロの作り方を詳しくご紹介しています。
「セルが空白なら〇〇するマクロ」はこんなシーンに応用できます。
「氏名」や「会社名」の入力忘れを防止できる
空白セルの個数をカウントし、一覧表の未完成箇所を確認できる
空白セルに別シートの情報を転記する
「セルが空白なら〇〇するマクロ」を使えば、
チェック作業、入力作業を自動化できるのでエクセル業務の効率を2倍、3倍にアップ
することが可能。
勤めていた職場で大好評だったのが、「セルが空白なら赤く塗りつぶすマクロ」です。
膨大なデータを扱う一覧表でも空白セルを見逃すことなくチェックできるので、
管理者の提出前のセルフチェックをほぼ完ぺきに処理
できます。
実際に私の職場では、
3時間かかっていたエクセル作業を1時間に短縮
することができました。
効率化できた理由がこちら
スクロールしてデータをチェックする動作の省略
ヒューマンエラーの防止
何百、何千のデータをスクロールして編集している!という方は要注意ですよ。
「スクロールして空白セルをチェックする時間」「編集ミスを修正する時間」
これって結構無駄な時間です。
「セルが空白なら〇〇するマクロ」を使って無駄な時間をどんどん省いていきましょう。
「セルが空白なら〇〇する」マクロとは?
「セルが空白なら〇〇する」というマクロは、
関数IFや繰り返し処理(For~Next)を使って範囲を検索し、検索したセルが空白のとき〇〇という処理を行う
というプログラムです。
手作業だと何時間もかかる作業でも、「セルが空白なら〇〇する」マクロを使えば一瞬で処理することが可能になります。
VBAを使えば一覧表の最終行や最終列が変動しても自動的に検索範囲を調整することができるのでデータ管理やデータ分析、資料作成業務に最適です。
「セルが空白なら〇〇する」マクロが実際どんな業務に応用できるのかを3つのサンプル事例を使って具体的に解説していきます。
サンプル事例① セルが空白なら背景色を赤に塗り潰す
取引先情報が記入された一覧表を検索し、セルが空白のとき背景色を赤に塗り潰す
といった処理を一瞬で実行することができます。
「セルが空白なら背景色を赤に塗り潰す」マクロを実行すると以下のようになります。
記入漏れ箇所を一瞬で判別することができます。
一覧表の情報が追加されたり、削除されたりして最終行、最終列が変動しても自動的に検索範囲を調整するプログラムになっているので、誰でも簡単にマクロを扱うことができます。
サンプル事例② セルが空白なら空白セル数をカウントする
取引先情報が記入された一覧表を検索し、セルが空白のとき空白セル数をカウントし集計を行う
といった処理を一瞬で実行することができます。
「セルが空白なら空白セル数をカウントする」マクロを実行すると以下のようになります。
未処理項目の数量を把握したいときに便利です。
サンプル事例③ セルが空白なら別シートのテキストを転記する
取引先情報が記入された一覧表を検索し、セルが空白なら別シートのテキストを転記する
といった処理を一瞬で実行することができます。
「セルが空白なら別シートのテキストを転記する」マクロを実行すると以下のようになります。
「別シートの一覧表を見比べながらコピペする」ような業務の効率をアップさせることができます。
3種類の「セルが空白なら〇〇するマクロ」を紹介してきましたが、
今やっているエクセル業務に応用できそう!!
と感じてくれた方が多いのではないでしょうか。
マクロには関数IFが使われていて、
関数IF内の条件を変更すればどんな業務にも応用可能
です。
使い方は無限大!!
勤めていた職場では、「エクセル残業」という言葉があるくらい書類作成、データ編集作業が多い環境でした。
日中は現場作業で外勤し、勤務時間が終わりそうになってからデスクワークが始まる。。。
苦しいエクセル残業を少しでも減らしたいという思いから開発したのが、「セルが空白なら〇〇するマクロ」です。
マクロを導入してからエクセル残業時間が激減。他の仕事に時間を費やせるようになりました。
本記事の最後では、
サンプル事例①~③のマクロが設定されたエクセルファイルをダウンロード
することができます。
マクロ習得のために利用する!設定されているマクロを編集してそのまま利用する!
いろんな活用方法があります。
是非最後までチェックしてエクセルファイルをダウンロードしてみてください。
「セルが空白なら〇〇するマクロ」のダウンロード
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