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「セルが空白なら〇〇をする」処理を自動化するマクロ【作り方とダウンロード】

「セルが空白なら〇〇という処理をしたい」

こんな処理を自動化するマクロの作り方を詳しくご紹介しています。

記事の後半では「セルが空白なら〇〇する」マクロが設定されたエクセルファイルをダウンロードしてすぐに使うことができます。

エクセル業務の効率をアップさせたい!VBAを導入して自動化をしたい!という方は是非参考にしてみてください。


「セルが空白なら〇〇する」マクロとは?


「セルが空白なら〇〇する」というマクロは、

関数IFや繰り返し処理(For~Next)を使って範囲を検索し、検索したセルが空白のとき〇〇という処理を行う

というプログラムです。


手作業だと何時間もかかる作業でも、「セルが空白なら〇〇する」マクロを使えば一瞬で処理することが可能になります。

VBAを使えば一覧表の最終行や最終列が変動しても自動的に検索範囲を調整することができるのでデータ管理やデータ分析、資料作成業務に最適です。


「セルが空白なら〇〇する」マクロが実際どんな業務に応用できるのかを3つのサンプル事例を使って具体的に解説していきます。


サンプル事例① セルが空白なら背景色を赤に塗り潰す


取引先情報が記入された一覧表を検索し、セルが空白のとき背景色を赤に塗り潰す

といった処理を一瞬で実行することができます。


「セルが空白なら背景色を赤に塗り潰す」マクロを実行すると以下のようになります。

記入漏れ箇所を一瞬で判別することができます。


一覧表の情報が追加されたり、削除されたりして最終行、最終列が変動しても自動的に検索範囲を調整するプログラムになっているので、誰でも簡単にマクロを扱うことができます。


サンプル事例② セルが空白なら空白セル数をカウントする


取引先情報が記入された一覧表を検索し、セルが空白のとき空白セル数をカウントし集計を行う

といった処理を一瞬で実行することができます。


「セルが空白なら空白セル数をカウントする」マクロを実行すると以下のようになります。

未処理項目の数量を把握したいときに便利です。


サンプル事例② セルが空白なら別シートのテキストを転記する


取引先情報が記入された一覧表を検索し、セルが空白なら別シートのテキストを転記する

といった処理を一瞬で実行することができます。



「セルが空白なら別シートのテキストを転記する」マクロを実行すると以下のようになります。

「別シートの一覧表を見比べながらコピペする」ような業務の効率をアップさせることができます。


いろんな仕事に応用させやすいマクロなので、次に紹介している「セルが空白なら〇〇するマクロの作り方」を参考にして使い方をマスターしてみてください。


「セルが空白なら〇〇する」マクロの作り方


セルが空白なら〇〇するマクロは、関数IFFor~Next(繰り返し処理)の組み合わせで作ることができます。

基本となるコードがこちら

For i = 1 To 10

IF Cells(i,1)="" Then

Cells(i,1).Interior.Color = RGB(255, 0, 0)

Else

EndIf

Next

VBAの内容は、

A1セル~A10セルを繰り返し、セルが空白なら背景色を赤にする

という内容です。


3行目のコードを変更するだけで好きな処理を実行させることができます。


下記の記事では、セルが空白なら〇〇するマクロの導入方法を図を使って詳しく解説しています。


上記で紹介している3つのサンプル事例に導入しているマクロのコードもそのまま掲載されていて、コピペしてお使いのエクセルに導入することが可能。

解説の手順通りに操作すればVBA初心者の方でも簡単に「セルが空白なら〇〇する」マクロを導入できるはずです。是非参考にしてみてください。


サンプル事例に設定されているマクロの導入方法ではなく、業務内容に合わせたマクロの導入方法が知りたい!!

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「セルが空白なら〇〇する」マクロのダウンロード


上記で紹介されている3つのサンプル事例のマクロが設定されたエクセルファイルをダウンロードしてすぐにお使い頂くことができます。

ダウンロードしたエクセルファイルに仕事で使っている一覧表を設定するだけでマクロをそのまま利用することが可能です。

エクセル業務の効率化に「セルが空白なら〇〇する」マクロをお役立てください。


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