物狂おし 5.21

こんばんは。好きなアーティストのインタビューが22時に配信されるから、間に合わせたくてお風呂上がりに必死で髪の毛を乾かしたのだが、いつまでたっても始まらずおかしいなと思っていたらインタビューは明日だった。日付が変わる頃に新曲が配信されるからそれとごっちゃになっていたようだ。パソコンの右下を見ないと本当に日付の感覚がない。預け日を5月でなく4月と書いていたクリーニング屋のおばあちゃんのことを心配している場合ではない。クリーニング屋に服を受け取りに行った話は書いてない気がする。書くかはわからない。

旅行などの特定のテーマがない限り、内容に(ほぼ)関連しない動詞をタイトルにつけているわけだが、今回はタイトル通り私の気を狂わせているもの、いわゆる「推し」について書こうと思う。古語の「物狂おし」がそういう意味だったかは定かではないので、あまりあてにしないでほしい。

まずは以前夜中に狂ったように書き綴っていた「LAMP IN TERREN」。これについてはもう既に私が狂っていることは明らかだと思うので、気になる方は5月に書いたnoteを参照してほしい。親切ではないのでハイパーリンクは作りません。作らないというかやり方を知らない。明日5月22日リリースの新曲「Enchantē」もぜひよろしくお願いします。タイトルはフランス語で初めまして、みたいな意味らしい。新曲を初めてラジオで聴いた時は朝ドラの主題歌みたいだなと思ったけど、私の覚えが悪いせいでふわふわと流れていってしまったので早くまた聴きたい。enchantēってencountとちょっと似てるような気がするけど、語源が一緒だったりするのかな。


次に、一度おすすめの歌手として寄稿したこともある「Reol」。当初はボカロ曲であった「ヒビカセ」や「No Title」、iTunesのCMにも起用された「HYPE MODE」は耳にしたことがあるのではないだろうか。今日家事をしながら久しぶりに聴いたのだけど、一番新しいアルバム「金字塔」の中のun, deux, trois という曲の歌詞がすごくよかった。そういえばこれもフランス語だね。アン・ドゥ・トロワ。

こんな生活が何になる
逢いたい人に逢えずに
元号も移ろう
日は鋭く僕を刺すのに変わらぬ風俗

言葉が枯れていく
季節だけが動じず
G線上の向こう
三十と二小節後を考えている

言葉のリズムが独特で、今眺めてもこんな歌詞だったのかと思う個所もあるのだけど、彼女らしさが存分に表れているように感じる。この前の配信でリクエスト曲が多すぎて歌いきれないと大騒ぎしていたのがかわいくて最高だった。ちなみにその日は朝8時までUNOをやっていたらしい。好きなアーティストが楽しそうで嬉しい。

un, deux, trois は6番目に収録されている。この動画だと2分30秒くらいのところ。他の曲もとても素敵なので聴いてほしい。

こちらの動画には入ってないけど、彼女が力強くその歌声を響かせているライブの様子を覗き見ることができる。見てたら涙出てきそうになった。ライブ行きたい。

そしてゲーム部門はあんさんぶるスターズ、通称「あんスタ」とツイステッド・ワンダーランド、通称「ツイステ」である。私はこの二つのために今までやっていたヤンデレの女の子たちを戦わせるゲームをアンインストールした。特にツイステに関してはもう完全に狂っている。ちょうど一週間前に始めたのだが、配信されてる分のストーリーは読み切ってしまったので今はキャラの育成に全振りしている。朝起きたらまず「授業」でキャラの経験値を溜めたり強化のための素材集めをするし、ちょっとでもスタミナが回復したらすぐにまた授業をする。ストーリーを読めば読むほど、推しキャラが増えてしまうからもうダメだ。最近好きな声優が声当ててるけど、サブキャラだから別にハマらないだろうとタカをくくっていたらこのザマである。ディズニーはすごいし、「黒執事」の作者の枢やなが原作の時点でもうダメだった。あんスタもストーリーは読み切ったので、今はもっぱらミニゲームを回してお金を稼いだり素材を溜めたりして、「オフィス」という小さな部屋に家具を置いたりキャラクターに衣装を作ったりしている。推しキャラはコンプリートしてしまったので、「推しキャラと仲のいいキャラ」とかの衣装作りに精を出している。ここまでくると「自分の息子の友達の世話をするお母さん」みたいだな。この前はナンプレに手を出しかけたし、とにかくゲームが楽しくて仕方ない。

ここで再び音楽部門に戻って、一昨日ハマったばかりの「藤井風」。LAMP IN TERRENがオンエアされた後にそのままラジオを聴いていたら、5月20日発売の初めてのアルバム「HELP EVER HURT NEVER」収録の「キリがないから」が流れてきて、吸い込まれた。MVや曲やYouTubeの動画から漂う洋楽っぽい雰囲気とは裏腹に、話す言葉は温かみのある岡山弁で、なんかもうダメだった。楽しげにピアノを弾く姿も、綺麗な発音も、音楽を日本だけでなく世界に発信していきたいという意志も、すべてがドツボだった。いやーーーーーダメですわ。この時期に動画を公開してくれることとか、曲のタイトルを必要に応じて訳しているとことか、弾き語り動画に歌詞をつけてくれるところとか、10代の頃の動画が残ってて見られるのとかね、もうね。こんなに大人っぽくて、心優しくて、魅力的な曲を発信している人が自分の一つ年下なのかと思うとさらに狂う。でもピアノを弾いてる時は本当に子供みたいにピアノを弾くのが楽しくて仕方ないって顔をしていて、それを見ているとこっちまで嬉しくなってしまう。今YouTubeのリンクを貼ろうとして3日前の配信動画に気づいて見始めてしまった。「言うてますけども」ってよく言ってるな。「変態のための動画」とか言ってる。ハァーーー。高校の時の緑のジャージで寝っ転がってるし。ウワアアア。こうして人は狂っていく。

こちらが私が吸い込まれた曲です。

短いけど解説動画もついてるから、よかったらどうぞ。私と一緒に狂ってくれる人をお待ちしています。

もっと書きたいけど、もうすぐ新曲が解禁されてメンバーと一緒に聴くことができる配信が始まるのでここまで。時間がないから見直せないけどめっちゃ長いな。ここまで辛抱してお読み頂きありがとうございました。ではまた。


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