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田舎へ移住し築50年の古家をセルフリノベーションして暮らしています  #5

今日の写真:家の前の砂浜から見た夕日

はじめまして!2021年4月に一家5人&犬&小鳥で地方から地方に移住しました、まめと申します。元大工の夫指導の下、家族で古家をリノベーション中!現在はリビングだけ完成。これから脱衣場、二階、台所、玄関とセルフリノベーションをしていきます。ここでは移住の話、セルフリノベーションの話、そして日々の暮らしの中のちょっとした息抜きの話などを書いていきたいと思います。これから移住&古民家リノベなどをお考えの方の何かのお役にたてたら嬉しいです。


キラキラな繊維壁を塗り壁に


いかにも昭和な繊維壁が懐かしすぎる古家。子供の頃を思い出します。当時は流行っていたのでしょうね、実家もこの壁でした。でもこの壁触るとすぐにほろほろと砂と粉みたいなキラキラが落ちて顔とかにくっつくんですよね。このザ・昭和な壁をリノベしていきます。使うのは室内用塗り壁材の 『ひとりで塗れるもん』壁紙の上から直接塗れると書いてありますが、繊維壁の場合は前処理としてアク止めを塗ってからでないときれいな仕上がりにはなりませんでした。試しにアク止めを塗らずに塗ってみたらまだらに染みが出てきてしまいました。

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試し塗りの写真 こうやって見るとやっぱり昔の繊維壁って暗い印象ですね

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まず周りの柱に着かないようにマスキングテープで養生をします。アクドメール(アク、シミを止めると同時に下地も補強する液体)をローラーで塗ります。最初は2倍に薄めて塗り、一日乾かして乾燥したら原液を塗ります。また一日乾かしてからいよいよひとりで塗れるもんを塗っていきます。コテ板に適量を取ってコテで薄くのばしていきます。初心者でも扱いやすく自然な仕上がりに塗ることができました。塗り終わったら乾かないうちにマスキングテープをはがします。

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こんな感じで一面塗り終わりました。一面が白くなっただけでだいぶ明るくなりました。この作業をリビングの壁全部にしていきました。

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マスキングテープは塗り壁の厚み分だけ壁から離して貼らないと取った時に塗り壁も一緒にはがれてくるので注意が必要で難しかったです。壁が白くなっていくと部屋の印象がだいぶ変わってきました。塗るのは時には大変でしたが、左官屋さんになった気分で楽しい作業でした。娘は飽きる!と申しておりました。確かに・・・地道な作業です。

新しい窓枠で夢が膨らむ

写真中央にある窓、サッシも古くゆがんでいました。新しく窓枠を集成材で作ってはめ込みました(棟梁担当)。窓枠ができあがると部屋の雰囲気がまたまた変わりました。この窓枠になにを飾ろうかな~季節の野の草花とか、ちょっとした小物とかお気に入りを飾りたいな~と窓枠一つで心がウキウキして夢が膨らみました。そしてこの窓枠には蜜蝋ワックスを塗りました。蜜蝋ワックスは無垢のフローリングや家具に撥水を施し自然な艶を与えてくれるワックスで、仕上がりもマットで乾くと何も塗っていない無垢の木のような見た目になります。蜜蝋と植物性油だけでできていて体にもやさしいワックスです。この窓には内側にサッシを入れる予定です。

ベニヤ板の天井に調光ダウンライト

天井は断熱材を入れてその上にベニヤ板を貼りました。照明は調光ダウンライトを10個付けました。このダウンライトはリモコンで一つ一つ調光ができます。必要な場所だけつけたり消したりできるのでとても便利です。これだけだと暗いかな?シーリングライトもつけた方がいいかな?と悩みましたが現在これだけで十分明るくも暗くもできて快適に過ごせています。これらの作業は棟梁担当。

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同時進行で床も作っていきました。この木の枠に水平になるように印をつけて電動カンナで削っていきます。力と根気のいる作業でした。夏で暑い中汗をかきながらがんばりました。今となっちゃ良い思い出です。木くずがたくさん出ました。そして次の日は腕が筋肉痛でした。

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娘作:木くずアートです。上手!(笑)  ファイトです!

リノベの疲労が溜まってきていた時期、娘に勇気付けられ思わずパシャリ📸

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今日の息抜き

この頃自宅前の家庭菜園スペースでは小玉スイカが大きくなり始めていました。私が初めてピロール農法で育てた小玉スイカです。

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2週間後 切ってみると~

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 ジャジャーン! ちゃんとスイカでした~(笑)

自分で作ったスイカの味はそれはそれは格別でうま~~~い!!しあわせな息抜きをしましたとさ。


それでは今日はこの辺でおしまいにして・・・また明日書きますね。

最後までお読み頂きありがとうございました!

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