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ラテの泡とスイス人。

今朝は、泡立てた牛乳で珈琲が飲みたかった。

牛乳の泡は、口当たりの良さはもちろん、温めた飲み物が冷めないようにとか、皮膜がはらないようにとか、思いやりがたくさん詰まっているような気がする。

そんなことを考えていたら、ふと、
カフェラテの残った泡をスプーンですくって食べるのが好きな、スイス人の友人の幸せそうな顔を思い出した。
砂糖を入れて甘くした泡は、珈琲の苦さと合わさって、ちょっとしたスイーツのような味がする。

思いやりって、手間はかかるけどそっとその人を幸せにするミルクの泡のようなものではないかと思う。

さりげなく人に優しく、泡を作れるよう心がけていたい。