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Your song is good#110

2022年もあっという間に終わってしまった。
昨年末の話だが、仕事をいそいそと早退し新幹線に飛び乗り向かった先は大都市TOKYO
mamekxの大好きなDJ、Shhhhhさんも出演しかもブッキングの手伝いもしたということで今行きたい国ベスト3に入る国エストニアから電子音楽家maarja nuutが来日するというので行ってきました。
maarjaの何が面白いかというと、7歳からヴァイオリンのレッスンを受け始め、タルトゥ大学ほか3つの大学で民族音楽を学びその世界に魅了され、電子音楽との融合を日々探究しているというところだ。Instagramをみるとどこにでもマイクを持ち歩きフィールドレコーディングをしている彼女の姿を見ることができる。
モジュラーをanimalと比喩しているのも印象的だった。彼女にとって大切な相棒であり、そして生き物なのだ。
まさにエストニアというその電子国家を確立した近未来な国らしい電子音楽にmaarjaの学んできたバックグラウンドである民族音楽がふわっと入りまじることにより心地良さが一気に生まれる。
機械に魂が入り動きだした、、そんな感覚だ。

https://music.apple.com/jp/album/hinged/1607284307?l=en

天気が良い春のような気候に散歩をしながら聴きたくなるアルバムだ。
最近はCDをめっきり買わなくなってしまったのだが、日本限定版にはボーナストラックがついているというので思わず購入してしまった。
そしてなんとmaarjaがサインをしてくれたので宝物の1枚になった。
北欧の上品な可愛らしい雰囲気だが、サバっとしていてその音楽性からはとても芯が強い女性だと感じた。リリースしている作品がほぼ、セルフリリースというのも素晴らしい。
わたしはエストニアはHidden harmony recordingsというレーベルが大好きで、HHRの中の人もとても親切でうちのレコード、日本のここに置いてあるからチェックしてみてと教えてくれたりする。
maarjaにもHHRが好きなんですと伝えたら、HHR知ってるの?わたしも大好き!と応えてくれた。
HHRからmaarjaの曲がリリースされるのを淡く期待している。

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