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大仙市の楽しみ方・夏

大仙市の夏といえば、大曲の花火
1910年に始まったこの行事は、今ではこの街を象徴する花火競技大会に。毎年8月の最終土曜日に開催され、国内外問わず多くの人たちが大仙市に集まります。年によっては75万人を超える人出になるそう。大仙市の人口は7万6千人ほどだから、つまり、一夜限りだけど東京都練馬区の人口と同程度になってしまう・・らしい。(東京ってすごいなぁ。)

「大仙市なのに、大曲の花火?」
「大仙の花火じゃないんだなぁ。」
まだまだこの街についてわからないことばかりなので、少し調べてみました。

大仙市は、2005(平成17)年3月22日に大曲市、神岡町、西仙北町、中仙町、協和町、南外村、仙北町、太田町の1市6町1村が合併し誕生しました。
大仙市HP

なるほど。確かに、わたしが子どもの頃は、地図に「大曲市」とあった気がします。実際に街を歩いていても、時々「大曲市」と書かれたスノーポールを見かけるのです。普段、なんの気無しに「大仙市大曲」と言ったり書いたりしているけれど、生まれも育ちも大曲市だという人にとっては少し違和感があるのかなぁ、なんて。

さて、大仙市に興味を抱くようになったのは大曲の花火を見に行ってから。間違いない。「毎年必ず大曲の花火を見ないといけない」使命を果たすべく車に乗り込む主人に連れられて、この街に足を踏み入れたわけです。

でも、これはただのきっかけにすぎなくて、ここからどんどん大仙市に夢中になっていきます。この街の魅力は、花火だけじゃないんです。

緑の絨毯

大仙市は米どころ。令和3年度の収穫量は7万2700トンで、この量は東北一なんだとか。数が大きすぎてイメージするのが難しいけれど、お茶碗1杯分のお米(精米)が65gくらいだから・・7万2700トン=72700000000グラム、えーと、72700000000÷65=・・うーん。とにかく、多くの人のエネルギーになっていることだけはわかります。
そんな大仙の夏の風景は、とても爽やかなのです。

空の青、森の青、稲の青

田んぼの畦道や農道を通ると、自分が緑の絨毯の一部になったような気分になります。少し高い場所からこの景色を眺めると、敷かれた大きな絨毯の上で人々が暮らしを営んでいる様子が伺えます。思わずカメラを向けてしまう、大好きな眺めなのです。

汗をかきながら

山歩きを楽しむようになってまだほんの少ししか経っていない、完全に登山初心者のわたしです。そこに咲いている植物や飛び交っている昆虫には全く詳しくないのですが、そんな人でも楽しめるのです。

大仙市には「大平山」という山があります。登山口から山頂まで往復2時間ほどの低山で、自然の中を歩いてみたいな、ちょっとリフレッシュしたいな、というときにぴったり。途中、息がきれてしまうような急勾配なところもありますが、登山道が整備されているので比較的歩きやすいのです。

登っていると、元気なちびっこ達に
どんどん越されていきます(笑)

仕事がお昼すぎに終わった日は、主人と大平山を登ることが多いんです。暑いね〜汗だくだよ〜と言いながら山頂を目指して歩くのも、なかなかいいものです。そうそう、登山に出かける前に、ビールを冷蔵庫に入れておくのを忘れずに。

鮮やかなのは景色だけじゃない

夏の産直は、人で溢れかえっています。
トマトにピーマン、ナス、オクラ、ズッキーニ、キュウリ、スイートコーン、枝豆、スイカ。色とりどりの野菜がお客さんを迎えます。

必ず寄ってしまう枝豆コーナー
(登山後のビールと一緒に♡)

太陽をたくさん浴びた野菜たちは、びしっと濃くて美しい色合い。そして栄養満点。

スイカで水分補給!

「今日はどんな野菜が置いてあるのかな?」とお店を覗くのも楽しくて。いろんな品種を食べ比べて、自分好みのものを見つけるのもいいですよね。
夏野菜を使ったお気に入りのレシピも、いつか記事にしてみようと思います。


大仙市ならではの、田舎ならではの、夏の楽しみ方があるのです。

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