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不登校からのゲーム依存は問題?

 不登校6ヶ月目に突入。

   朝起きてから、夜寝るまでオンラインゲーム。
「レベルが上がった、下がった」それだけが日々の興味。
ゲームに使うパソコンはリビングにあるので、ヘッドホンをしてオンラインで誰かと話すのは聞こえるけれど、内容は全くわからない。時々敬語を使っているので、知らない人とやっているのかなと思うくらい。

ゲームの中では友達作りもすんなり。
とはいえ、身バレするような会話はないので、お互い歳も境遇もわからない。

ゲーム中に名前(本名)を呼ぶと叱られる。
ご飯だよ、と声をかけても、プレイ中だと付き合いもあるようで、すんなり応じることはほとんどない。
生活の第一優先はゲーム。

しつこく言わなければ、多分ご飯もお風呂も寝ることすら忘れてやり続けるだろう。手軽に食べたり飲んだりできるものの残骸がパソコン机の端っこに積み上げられている。

この状態、もうネット依存と思って、病院に駆け込む親もいるかもしれないと思う。放置している私がすでにおかしいのかな?と思わなくもない。

でも、今ゲームを取り上げたら。
それはなんだか違う気がする。これだけ夢中になっていることを。
大人・親の価値観で「ゲームは毒」と思っていても、子にとってはかけがえのないつながりだったり、生きがいだったり、不可欠なもののようだから。

これがゲームではなく勉強だったら。
朝から晩まで机にかじりついて、問題を解きまくり、わからないことがあればスマホでとことん調べ、YouTubeでさまざまな解き方を知り、実践し、繰り返し、
失敗から学びながら力をつけていく。レベルアップしていく。
きっと、素晴らしい学歴をゲットできるのだろうな。
それで、視力が落ちても、肩こりから頭痛になっても、運動不足で筋力が落ちても「でも、勉強してるんだからOK」って感じに、どうしてなるのかな。なんでそれがゲームだと、害悪でしかないと思ってしまうんだろう。

どこでどう、刷り込まれて、思い込まされているんだろう。
ゲームだとなんでダメと思ってしまうんだろう。
実際に、体にも心にも害しかないんだろうか。
こんなに夢中に、楽しそうにやっているのに。
学校を辞めてまでも。

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