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休職直後に行った一人旅 

書こうと思ってかけていなかった一人旅のことを簡単に残そうと思う。

私は、休職を頂いてすぐに一人旅を計画した。
4泊5日のスケジュールで三重県の伊勢神宮と京都市内へ。
離れた環境で、自分と向き合いたかったし、神仏に手を合わせたくなったからだ。

この旅で一番良かったのは、初めて伊勢神宮を参拝できたことだ。

ほんとは京都だけ行こうと思っていたのだが、三重県出身の大学院の友人が声をかけてくれたので、行くことにした三重県だったが、伊勢神宮にも行くことに。
車も出してくれて外宮、内宮ともに参拝することができた。
友人の一言が無ければ来ることがなかったと思うので、友人には今も感謝している。

うまく言葉にできないけれど、伊勢神宮を参拝して心で感じる何かがあった。

外宮の豊受大御神、内宮の天照大御神の祀られている正宮を前に鳥肌が立ち、感謝の気持ちがこみあげてきた。それは、日本人であること、こうして生きていられることへの感謝、日本人の原点というのか、心のよりどころのようなものが存在ことへの感謝だと思う。
そして、見守るかのような太い幹の木々や植物は新緑でとても美しく、エネルギーを頂いた気がした。

あの時の感動は今でも忘れられないし、心の支えになっている。
「私は大丈夫」、自然とそういう気持ちにもなれた。

旅から帰宅後は丸2日間、ベットから動けないくらいに疲弊していたけど、この時行けて本当に良かった。


伊勢神宮を参拝するにあたって、お供に持った本を紹介させて頂きます。
著者の稲田さんの感情の表現が素晴らしいです。
伊勢神宮の歴史や今日まで受け継がれてきた伝統や森、環境を守る人々の事などが書かれていて、日本のすばらしさを感じさせてくれる本だと思っています。

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