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最大の障壁は父親かもしれない

 ここ数日、両親とあまり話をしたくない。特に父親と。

母親のことについては、noteでこれまでも綴ってきたことで、かかわり方を自分なりに整理できたと思っている。noteのおかげです。

そしたら今度は、父親について負の感情を抱いてしまっている。

いったい私の頭はどうなってるんだ。
誰かを嫌いにならなきゃ気がすまない性格なのだろうか。自分でも嫌になる。

読んでくださる方にも不快な思いをさせているかもしれません。
「いつもこの人、親のことを書いてるな」と思われているかもしれません。自覚しています。だけど、これまでも悩んできた両親との関係に向き合うことは、自分と向き合うことでもあると思うし、これから「mameko」らしく生きていくために必要なこと、適応障害を発症した今だからこそ必要なことなのだと思ったりします。

※その時々で「〇〇だ、である」口調と「〇〇です、ます」口調入り混じることをご了承ください。
より読者の方に話しかけていることを意識しているときは、後者の表現になっているかもしれません。

では本題に戻ります。
 まず父親に負の感情を抱くきっかけになったのは、「これから先、両親の手伝いもしていきたいな」と思い始めたからです。

 昔を振り返ると、怒ると怖い存在だった父は、逆らえない、反抗できない、気軽に話しかけられない距離をおいていた存在だった。絶対子どもを守ってくれる大黒柱的存在だけど、どこか素直に接すれない。
 これから先、両親の畑を手伝うことが視野に入ってきた今、私にとって最も関わりにくい相手は父かも疑惑が浮上してきた。


<背景> 
父は現在、農薬や化学肥料を一切使わずに野菜を育てています。
もともと生き物相手の仕事をしていた父は、今の農業に疑問を抱いていたようで、引退した今、その疑問の答えを自分なりに見出そうとしているようです。
 本人は趣味の範囲で、一人でできる範囲でと言っていますがその規模が趣味の範囲ではないんです。種類も規模もある。除草剤を使わないので、雑草も手作業。収穫期には、心配して叔母が手伝いに来てくれたこともありました。本人は、それまでの仕事の重圧もなく、のびのびと楽しんでいるんだと思います。

父の検証したい疑問は野菜の栽培だけでなく、適正な価格で販売することや加工食品を販売することも視野にあるようです。

 一方、私のことを話しますと、大学院へ進学した理由にも農業が直結していました。

「会社に貢献したい」という思いの他に「仕事を通して農業や環境について考え行動していきたい」というところからでした。農業は部分的に手伝いをしただけですが、農業従事者の労力や自然の恩恵によって人はいかされていることを体感して、そう思ったのでした。
 
 しかし適応障害になり休職している今現在、何をしたいのかを考えると
・栄養士以外の仕事をしたい
・マルチタスクはもうできる気がしない
・小規模の環境なら仕事ができると思う
・収入が減ったとしても、ペースを落として仕事をしたい
・食材の生産から提供の部分に関わる仕事をしたい
・両親の手伝いもしながら、別な仕事もしたい

「両親の手伝いもしながら、別な仕事もしたい」という事に関しては、両親の影響を受けすぎている(自分軸の考えでない)のかもしれません。
でも、高齢の両親が農業を頑張っている姿を見ていると、やはり黙ってはいられない、母は痩せていて体力もないので、食事作りの手伝い等をしたり、両親には健康でいてほしい、と思うのは自然のことだと思います。

もし私がパソコンの知識にたけていたら、このような状況でもうまく動くんだろうな、などと知らない誰かと自分を比べてみたり、平均点の自分には到底この状況をプラスに転じられるわけがない、などと自分の才能を悔やんでしまいます。


ちょっと長くなりましたが、ここまででで伝えたいことは
・農業の手伝いをしたいと思っている
・父のやろうとしている野菜作りから販売までのどこかで、私もサポートできる可能性があることに気づき、真剣に考え始めている状態であるということ
・その過程で父のことを考えるようになり、嫌な所が目につくようになった
・以上が、今回の経緯であるということ
です。


父のどこが嫌いかというと、
・考えや発現を抑制させられる
・こちらの意見には否定的な事が多い
・命令口調
・強気(謙虚さがない)
・「〇〇しなければならない」発言が多い
・くどい

 気持ちに余裕があるときはそうでもないのですが、機械が思うように動かない時や気持ちに余裕がない時なんかは、この傾向が出てきます。それが、特にここ数日間なのでした。正直苦痛なので、必要最低限は話しません。目も合わせません、畑も手伝わず部屋で調べ物をしています。

 私は父と性格が似ているうえに、納得がいかないと言い返してしまうので、おそらく衝突するだろうなと危惧しています。そのことを最も恐れています。もしかすると衝突がエスカレートして親子断絶になるかもしれない、などと想像が膨らんだり。

 その点、母親は適度に受け流したり逃げたりできるので、私も見えないカーテンで仕切られているイメージで、すぐに反応せず、うまくかわすスキルを身につけようと意識しているところです。
 また、一人暮らしをして物理的に距離をとることも必要だと思いますが、そのためには収入源を確保して経済的に自立できなければならないので、すぐにはできません。ゆくゆくは、という程度に考えています。

 
父のやっていることは価値のあることだと思っているので、サポートしたいです。でも、距離が近くなることで衝突し関係が険悪になることや、ストレスに対処できるかどうかを考えると、別な選択が良いかもしれません。
 手伝いをしながら時間をかけて考えるつもりです。

 こういった時、叔母や従妹に話して客観的な意見をもらいたくなります。今回は従妹のお姉さん夫婦のお宅へ、父お手製の自然薯をお土産にお邪魔してきます。

今回もまた、長文になってしまいましたが、大学院を目指した経緯やこれからの仕事について今現在の気持ちを綴ることができました。

最後までお付き合いくださり、ありがとうございます。


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