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1枚の絵の代わりになる言葉

小学生の頃から、「得意科目は国語と音楽」
それは今でも変わらない。
逆に苦手なのは「理数系と体育と美術」
これも今でも変わらない。

特に絵の才能は致命的。
芸能人で「●●画伯」と言われる「ヘタウマ」な方が話題になった。
私もテレビを見ながら笑っていたけど、心のどこかで
「私よりはずっと上手」と悔しい思いをしていた。

子どもが小さかった頃、よく「ママ、××の絵を描いて」と言われた。
仕方ないから描く。
「ちーがーうー、××だよ!」
不満げな子どもに「ごめんね…」
結構辛かった。

だから、すらすらっと絵を描ける人がうらやましくてたまらない。
1枚の絵は、言葉をいくつも並べるよりも多くのことを語る。
言いたいことを上手く言葉で表現できない。
そんな時にいつも思う。
「私に少しでも絵の才能があったなら…」

でも、残念ながらその才能は私には宿らなかった。
私が手にしているのは、文章を書くことが好き、ということ。
だから、言いたいことは言葉で伝える。
上手く表現できない時は、頭の中をいくつもの言葉がぐるぐる巡って
いろいろな組み合わせを試しては消し、試しては消し…
それを繰り返していくしかないんだ。

自分の言葉で、自分の色で、思いを伝える。


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