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日常生活に役立つ脳の知識

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日常生活に役立つ脳の知識についてまとめております。 学術論文や、第一線分野の人たちの知見をまとめたエビデンスベースの情報をご提供いたします。
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#モチベーション

【覚えておきたい!?日常生活に重要な3/60種類の脳内ホルモン】

セロトニン:幸福感
ノルアドレナリン:注意力、判断力
ドーパミン:やる気

『食事の栄養素(タンパク質、ビタミン、鉄・亜鉛、ミネラル、脂質)を元に、運動中や睡眠中に分泌される』

(心療内科医 姫野友美)

【相手が行動を起こさないのには理由があった?フォッグ式モデルとは!?】

消費者が購買や申込などの行動をするために
必要な要素の相関関係を表したもの

B(行動)=M(モチベーション)×A(実行能力/行動障壁)×T(トリガー)

(スタンフォード大学 ビー・ジェー・フォッグ)

【人の情報探索をかき立てる8つの動機】

①気晴らしさせて/②学ばせて/③みんなの教えて/④ニンマリさせて
⑤納得させて/⑥解決させて/⑦心づもりさせて/⑧答え合わせさせて

『人は選択肢を探る、選択肢を固めるために検索を行う』

(バタフライ・サーキット)

【モチベーションを高めるため必要なドーパミンの知識】

モチベーションが高まるドーパミンが出る条件

-他者起点ではなく自分で目標を設定する
-ちょっと無理かなと思う課題を設定してそれを解決する
-相手を喜ばせる
-サプライズを受ける
-日付が変わるタイミング

(茂木健一郎)

【高年収を求める目標が幸せに結びつかない理由】

脳科学的な側面からの研究によると、

外発的動機づけ“Take”より
内発的動機づけ”Give”の方がモチベーションが高まる

内発的動機づけの脳神経的な基盤が明らかになりつつあります

(山梨英和大学 佐柳教授)