静かな桜は喜べない事を知りました。
おはようございます。
オリンピック延期が決まった途端、一気に出てきましたね。
きっとそうなんだろうな、とは思ってましたが、現実になりました。
先週の連休にせめて外出自粛と言っていてくれたら…とも思いましたが、その位では変わらなかったのかもしれません。
わが家は桜の名所に住んでます。
毎年都心より10日遅い桜並木はこの週末から桜日和です。
例年ですと今頃窓の下に人が溢れ、わが家の軒先で記念写真を撮っていたりします。
窓を開けるとお酒の匂いがしたり、1日中賑やかでこの時期はカーテンを閉めたまま過ごすことが多いのです。
でも、今年は静かな花見になりそうです。
こんなに静かな花見は9年振り、東日本大震災以来です。
あの年も静かでした。
計画停電があったり、東京も被災したような暗い雲が立ち込め、東北を思い、大騒ぎははばかれると鎮魂の自粛だったように思います。
しかし、今回は当事者ですね。
中国やイタリアのように医療崩壊することなく、ひとりひとりが広げない！と自覚しないとならないのです。
震災の時は加害者のないみんなが被害者、被災者でした。
でも、今回は自分が加害者になってしまうかもしれないことが怖いです。
防護服着た人が家に消毒に来るというのは本当ですか？
私が感染したら、息子は出勤できず、息子の職場も休業を迫られますか？
濃厚接触者ってどんな状況をいうのですか？
わからないことばかりです。
わからないことは人を勝手な想像に導きます。
大袈裟なんだよ、そんな事で責められないよ、と息子は言いますが本当に大丈夫ですか？
この半月買い置きで過ごしていたわが家もトイレットペーパーが底をつきました。
今日は恥ずかしいと思いながら、スーパーに並ばないとなりません。
あんなに願っていた静かな桜はやはり喜べないんです。
非常時だからこその静かさであることを改めて受け止めました。
今日も1日が始まります。
皆さまによき1日となりますように。
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