まめはる名前の由来
和菓子屋で10年の修行を経てお店が6周年になりました
まめはるという店名はこの話を聞いた友人が名付けてくれました。
豆大福専門店をやっていますが、店名の由来と豆大福専門にしたきっかけなどのお話です。
初めての実演販売へ
最初の修行先(京都)では1年目は雑用と洗い物だけ、2年目は機会出し(機械から出てくるお菓子をひたすら取るだけ)3年目でやっとお菓子に触らせてもらえるようになりました。
まだ何もできないのに、お店では催事で実演販売してたのでそれに行きたいってずっと言ってたんです。
全国の百貨店に出店してる店だったし、京都展みたいなのがあると実演販売してたんです。豆大福を。
お店は他のお菓子が名物で豆大福は冬しかやってないくらいだったので特になんてことないお菓子でした。
とにかく何かやりたいから行きたい!!やりたい!!ってわがまま言ってました笑
大人しく待ってても絶対自分には回ってこないから。
↓お店に入った経緯はこちらから
こんな感じで断られてるのに無理やり入社したので、最初は皆から相手にされてませんでした。
これ以上嫌われることはないと思うと遠慮することないなと思って言いたいこと、やりたいことははっきり伝えていました。
むしろ好かれる必要ないから気がすごい楽でしたね。
もう3年目ともなるとまあそろそろいいかなとやっと承諾を得て実演販売に行ったんだす!!まあ根負けさせただけなんですけど。
初めて自分で作って売ったお菓子
お店では豆大福は機械で出してたので生地を作るのはやってたけど、包むのは初めて。
機械の時とはやり方も違うし配合も違う、すべて1人で状況を判断して販売、製造しなきゃいけない…これはきっと独立しても役に立つ経験だ!!と前から思ってたので念願叶っての実演だったので緊張もあり、わくわくもありと嬉しくて楽しみで。
作るのは豆大福2種類ともうひとつ季節の大福の3種類
東京の百貨店でした。
蒸し器や冷蔵庫なんかは用意してもらってて、こちらからは材料と家庭用もちつき機だけ持ち込んでと言う感じの身軽さでした。
工場の人はずいぶん心配してたみたいですが、私は自由に1人でやれると思って浮かれてました。
始まったらもう楽しくて楽しくて!!
そんなに忙しい催事でもなかったし、直接お客さん見ながら作れるし、見られたりとか他の出店してる方と話したり、見に行ったり…
うわあー楽しすぎる!!もう工場に帰りたくない笑笑
この時に、このくらいの設備で、豆大福も種類もたせてやれば1人でもできそうな…ともう独立したらこうしようってここで決めました。
この時に初めて1人で作ったお菓子、それが豆大福だったんです。
店名だけ最後に決めた
ここがベースになってるので独立も最小限でわりと短期間で準備できましたし、自己資金だけでまかなえました。
この催事から世間で豆大福が流行ってても流行ってなくてもこれをスタートにしよう!とずっと思い続けて実現させたんです。
で、いざ独立となる時に店名だけ決まってなくて…店名どうしようかなあって友人に話すと「そもそもなんで豆大福なの?」と聞かれてこの話を簡単にしたんです。
それで字数もいいし、あなたの名前も入れて「まめはる」なんてどう?と言われ、すごい良い!!と決めたんです。
なので名付け親がいるんです。
ロゴもたまたま印刷会社さんがロゴ制作してて、店名はひらがななのでフォントの印象は柔らかい感じで花札のような色合いや絵柄がいいです!!と伝え、花にするなら桜と椿どちらがいいですか?と聞かれ、椿で!!と伝え、1番最初に来たのが今のロゴでひと目で「これがいいです!!」これがまめはるだ!!とあっさり決まりました。
制作してくれた方は練り切りをイメージしてくれて、フォントも丸すぎない印象になるようなものを選んでくれたそう。
とくにロゴにも店名にもそんなにストーリーないんですけど、なんで椿なの?って言われてもピンときたとしか…なんか考えようかな笑
1人でやってますけど色んな人の力借りてここまで来たので決して1人でできたとかは思ってないし、1人だけどひとりじゃないというかそんなつもりでやってます。
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