聞き上手の心得
恐縮ですが私は昔から聞き上手と言われることがあります。
自覚はあまりないのですが、ただただ話を聞いて頷いているだけなのに話終えた後の相手の表情はどことなく晴れやかに感じます。
「話してよかった」
「実は誰にも話したことなかったんだよね…」
と言われることもしばしば。
何故そんな風に思われるのか不思議だったので聞き上手について深掘りしてみました。
そもそも聞き上手って何?
上記に身に覚えがないから天性というものなのかな。
という冗談はさておき賢いChatGPTくんが聞き上手の特徴も教えてくれました。
聞き上手の特徴
1.人の話を遮らない
私自身、話相手が割り込んでくると話す気が失せるので私も話を遮らないようにしています。
そして、話を最後まで聞かないと全貌が見えてこないから返す言葉すら見つからないと思っていて。
早押しクイズの「〜ですが!」みたいなひっかけパターンがあるかもしれないし、オチに大どんでん返しがあるかもしれない。
相手がゴールテープを切るまで私は耳を傾けます。
2.適切なリアクション
明らかに興味なさそうな態度を取られると寂しくなりますよね。
全然知らない話でもそこから発見があるかもしれない。
もしかしたら自分も好きになるかもしれない。
話のタネを育てる気持ちで相槌を打ったりリアクションを取ります。
3.共感する
ここで悲報です。
話している相手はあなたの意見を求めていません。
ただ、共感してほしいだけなんです。
ある日、この言葉を耳にしてから忘れられなくてずっと心に残っています。
とはいえ、人それぞれ考え方は違うので時に相手が間違ってると思うことがあるかもしれません。
その場合は一旦、その考えに寄り添ってみて。
自分の中で噛み砕いた上でこういう考え方もあるかもと提案する形で話してみるといいのではないかなと思います。
決して頭ごなしに否定しない。
自分がそうされると悲しいから。
考えてみると自分がされて嫌なことをしないという想いが根底にあるのかもしれません。
まとめ
改めて聞き上手について調べてみると無意識に気をつけていることがあることに気付かされました。
そして私が最も大事にしていることは聞いた内容を他人に言わないこと。
その人だから話した内容を他の人との会話のネタにされたら傷つきます。
自分は小さなことだと思っていてもその人にとって誰にも知られたくない大きな問題だったら?
私自身、心の扉が何枚もあるタイプの人間なので信頼していた人に無下にされるとその信用は一生返ってくることはありません。
私は友達が多くないからこそ関わってくれる1人1人を大切にしたい。
今までの経験を通して私の輪郭を縁取った結果が『聞き上手』なのかもしれません。
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