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「夏目友人帳 27」⚠️ネタバレ注意⚠️

オカンに最後の話のが可愛いと急かされて読んだ。

第百八話は、付録欲しさに本誌でも読んだ話だけど、まさかのちょびがあんな綺麗な龍に変化するとは誰が想像しただろうか。一度正体が分かったとしても、驚いたことは変わらない。
長年使っていた櫛が折れ、膝から崩れて落ちるほど落ち込んでいたちょびの為に綺麗な鱗を探すため、夏目は犬の会の面々と共に捜索していき、やっと手に入れた鱗をちょびに、「綺麗だから」と渡すシーンに、大切な友人、美しいと二重な意味で褒められ、そう言ってくれたのが嬉しく思っているちょびの描写が素敵。最後は皆で龍の菅田となったちょびが見られて、ほっこり。
ニャンコ先生が持っていた酒の名前「猫岳」は本当にある酒の名前をもじっているのかな。にしても可愛い。

第百九。第百十。
昔の同級生と呑みに行き、帰ってきた塔子さんの酔っ払った姿が思わず、可愛いと思ってしまった。お花も飛んでいるし🌼
帰り道酔っ払った同級生達と共に見たものを、トミちゃんの靴探しの為に、今度は夏目達がなぞっていくのが面白い。通常で見たら何ともない、トンネルやタヌキの焼き物、鉄塔なのだけど、夜だったし、酔っ払っていたから、違うものに見えて、きゃっきゃしていたと思うと💭
最初名を返しに来た「可可」の言っていた押し入れにあった箱を開けたら·····私も変な声が出てしまった(笑)
実は双頭だった可可は、片方を強い妖力が欲しい妖に盗られ、だから、名を返すことが出来たのだと納得。今度は身体を、と思っていたら、若き祓い屋にいつの間にか呪詛を付けられていて、妖には触れられないものだからと簡単に捨ててしまったのが何とも。
レイコさんに身体を引き離せば?と案を出された時の回想シーンは、ゾワッとしつつも、描写が好きだなと。
そして、かつて祓おうとしていた祓い屋に、「見事だ」と賞賛していたところが好き。
最後の「─誰かが呼んでくれる大切な大切な名前」で思ったのは、私も名を呼ばれるのが好き、名字よりも名前の方が。でも、なかなか読みにくいらしく、何度教えても忘れられてしまう。一度教えて覚えている人がいた時はとても嬉しかったな。大切な名前。

第百十一。
冒頭のニャンコ先生可愛すぎやしませんか??浮き輪までもう用意しちゃって、心底楽しみにしてる🎶夏目にすぐ空気抜かれちゃってるけど(笑)その時の空気の勢いで毛が遊ばれているのもまた可愛い❤
この話のこと、あとがきで綴られているのを読んで思い出したのは、雑誌の表紙絵で浮き輪にプカプカ浮いている夏目とニャンコ先生。その時も付録、あったから買ったかな? オカンは浮き輪が付録だと言っていたのを思い出した(笑)
北本の親戚の家にお邪魔してもらう夏目達。西村がアヒルのボードを拾ったことがきっかけで、ひよこ達の妖と出会うのだけど、これは本当に可愛い!取り憑かれたニャンコ先生の「ぴよぴよ」とつぶらな瞳はあかん(笑)可愛い。
虹色の雲に行きたいぴよちゃん達は、星もどきを投げれば、道が開けるのをして欲しいと横柄な態度で頼む。
なかなかに好きな設定。
虫取りアミで取り始めた夏目達は、早速田沼が取り、空へと投げるけど、ひょろひょろ〜·····恥ずかしくて顔を覆う田沼が可愛い(笑)
元・野球部だった北本のおかげで無事、ぴよちゃん達は虹色の雲へと行けたのでした·····。
夢だと思っている西村達と楽しさを共有できて、何だか嬉しそうな夏目に、こちらも嬉しくなった。

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