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【映画】「映画 ギヴン 柊mix」⚠️ネタバレ感想⚠️

待ちに待ったギヴンの映画⋯⋯!
前作のはなんだかんだ観られなかったので、今回が初映画ギヴン。

原作を読んだのは去年(今頃?)(早いな〜)だけど、ところどころ覚えている。

この話で好きなのは、真冬達の幼い頃。
みんながみんなちっちゃくてかわゆい〜!アニメでならではの、今の声ではない幼い頃だけの声が当てられて、ちまちま動いているのが可愛いんだ〜!

今回は、由起が途中まで作っていた曲の完成と、柊、玄純の恋の行く末。

柊が上ノ山とその作りかけの曲を共に作りたいと話を持ちかけたことで、上ノ山ががむしゃらに作っていく中、真冬からすればあの時の由起のように音楽に没頭して、みんなが離れていく寂しさを抱えていて、そのせいもあって、あんなにも音楽が流れていたというのに、ぴたりと止んでしまい、どうすればいいのか分からないという⋯⋯。

その部分を考えると、何故上ノ山は柊のサポートをも受けたのかと疑問に持つ方もいると思われるけど、(弥生のお姉さんが言っていたように元彼のラブレターみたいで、地獄みたいと称したのも頷ける)上ノ山は真冬に同じことをさせている、柊は由起がいなくなって自分は寂しいんだと、その気づきを得たのかなと私は思う。

そして、柊と玄純の互いに想ってはいたけど、その想いの度合いが違いはあものの、互いの「好き」を伝え合うきっかけになったのではないのかなとも思う。

柊が玄純の感情が動いた瞬間から、気持ちが揺れ動いて、自分から玄純を引っ張ったりしている間に、隣にいるのが当たり前となっていた玄純に手を取ってもらうのも当たり前になっていて。

二度目のガードレール上に乗った時、赤い夕日が恐怖に思え、竦んでしまった時も玄純が手を取ってくれたという場面、めっちゃ好きなんだわ。
そこでも、由起ではなく、まず最初に玄純だったと分かるエピ。良き。

舞台では由起と真冬が楽しそうに踊っているところを客席で柊と玄純が観ているという場面もすごく好きなので、映画でも観られて良かった。
4人の関係性もよく分かる場面。

玄純が自分が里子育ちだから、汚い部分しか知らない。から輝いていている光属性の柊を汚したくなる、という感情を抱いているのが、私はそれが癖でもあるので、その周りから見ればおかしいだろと思うような異常な執着、好きで仕方ない。

柊が「お前のことが好きなんだけど!?」と言った時に、玄純が自身のを柊の膝に押しつけて、「好きってこの意味もあるけど」っていうのが⋯⋯! 観たかったところではあるけど、スクリーンで観るのはやばい。

しかし、その後、ソレをしましたけどね! 秋春もそう。

スクリーンで観てしまった。

ソワソワしてしまったわ(笑)
蜜月、創作の参考になりそうだからCDでも聞きたいけど、今回のように聞いたら毎回ソワソワしてしまうんだろうなと(笑)

「ギヴン」の作品の醍醐味でもある、今回の目的の一つである曲の完成。
柊のドッとした迫力のある声に、囁くような声とのギャップにはわわ⋯⋯としました。

映画館に来るまで気づかなかったのだけど、轟音スクリーンだったらしく、大きい音ダメな私には耐えられるかと思ったけど、大丈夫だったし、これはこのスクリーンで良かったなと思った。
より心に響いた。

主題歌と合わせてリピしたい。

玄柊メインでもあるから、映画としては中途半端な形で終わってしまったけど、原作9巻の話はいつかアニメ化されるんですかね。
真冬のいつからギターを弾いてないんだっけで、話が続くと思ってしまったから、あれ?みたいな終わり方になってしまったけど⋯⋯。
映画枠にするのも難しいな、今回のは。

週替わりでエンディングの後、15分アニメがあるのも面白い仕様でもある。
今週は春樹さんが弥生のお姉さんが実は上ノ山の姉だということを知る話。

今回は観られないだろう雨月さんがチラリとも観られたのが最高に嬉しい👍👍

あと、ついでに言う形になるけれども、由起も結構気になっているキャラなので、本編でもチラチラと声付きで観られたのも良かった⋯⋯。

「姉弟」は世間的な考えで弟に言ってしまったことに後悔している弥生のお姉さんの心情が知られて、「いい子」だとも分かる話。
弥生のお姉さん好きなので、最後まで観られて良かった❤

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