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映画「夏目友人帳─石起こしと怪しき来訪者─」ネタバレ感想

どちらも原作を読了済。

のだけど、読んだのがだいぶ前なので初見の気分。

「石起こし」
岩鉄さまを起こそうと奮闘する、ミツミの姿がなんと健気な。
後に、親が帰ってこないヒナにエサをやろうとしたものの岩と岩の間に挟まり、身動き出来なくなったところを助け出された時に、ミツミの小さいながらも優しさと一生懸命自分より小さなか弱いものを助けようとするところに心を打たれたのかなと。
喋る地図が面白かったし、それに導かれ、途中で妖に遭遇しようとも夏目達が倒したりして、ようやく辿り着く。のだけど、合間のことがハラハラしたりしたけど、ちゃんと辿り着いたのが良かったね。と思った。
沼の前に立ちはだかった妖を密かに喰べていたニャンコ先生の素直じゃない優しさにもキュン。

「怪しき客」
田沼が主役といっていい程の話。こちらは何となく覚えていた。
田沼の声、本当に良い〜と思いながら観てた。
枯れきっているはずの池の中にいる夢の場面が結構好きで、その中に佇む田沼の姿が好きすぎるんじゃ〜!
蜃気楼のように揺れる人物という描写も好き。
場面展開したところで波紋と田沼のアップの描写も好き。
水の中、横たわって手を差し伸べる描写が一番好きでした。

三篠の人間の時の声が良すぎた。声優さんはあの詐欺師ラップの方なのですね〜!良いー!

癒して感動をくれた!

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