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デキる猫は今日も憂鬱 5⚠ネタバレ感想⚠

今回は幸来の実家帰省が主な話!
社員旅行の時、一人お留守番させていた諭吉のことが可哀想だと、だけど、あの大きな猫を電車で乗り継いで行くのは無理そうだということで、超ペーパードライバーなのに運転をどうにかこなす諭吉想いの幸来!優しい。

初詣行きたい諭吉が変装したことが、水族館の時のことを思い出され、意外とイける!ことで諭吉の問題は無いものの、問題は幸来の方。
地元であることから、幸来の昔を知っている同窓生に出会ったことにより、自身の後ろ暗い過去を思い出されることに。
嫌なことばかり思い出される幸来に、友人の子供達がその親であり、友人らが幸来の良いことばかり言っていることを知り、見ている人はちゃんと見ているんだなとうるっとした瞬間。
両親がどちらも天才的で自身の趣味を活かし、それを仕事にしてしまう下で産まれたのだから、そりゃあ自己嫌悪になるわ。
けれども、そんなことをさほど気にしてなく、6位入賞したことでも褒めてくれる友人がいてくれて本当に良かったなと思う。

次に問題になったのは、両親にどう諭吉のことを説明するのか。
そう悩む幸来に反して諭吉は今すぐにでもGOというサイン。
後から思えば諭吉の言う通りだなと思う。
あんなにも幸来母が重度の猫好きで、猫吸いするだけで風邪が治ってしまうとは(笑)もはや笑える。
そして、ぎこちなくなっていた親子関係が少しずつ柔らかくなっていたらなと思う。

予定よりも長く実家にいた報いが起き、なんと!諭吉が家に帰った途端ダウン!
あと、12時間後には始業時間だという絶対絶命の時に現れたぢゅーる!
·····でも、一時的なものだったらしく、這いつくばってコタツまで行くという図。
1回死にかけた人間のなせる技だわ。

偏食家だった幸来が治ったのは、当時小さかった諭吉の健気な姿を想像したからだというから微笑ましい。
たしかに猫だから人間の食べる物は口にできないというのに、それでも飼い主のためにせっせと作る姿は、食べれない物も美味しく感じられる。
私も少ないけれども苦手な物があるので、諭吉に美味しく作って頂いて美味しく食べてみたい。

こないだ撮ったらしい福澤一家と諭吉の写真が送られたのを部長がたまたま見てしまった後、動揺してそのままにしたままを気づき、幸来が部長に訊いた時の部長の動揺が半端なくて笑った。
この巻でやっと出たというのに、キリッとした部長じゃなくて盛大に笑った。

描き下ろしのあの頃の諭吉が、果ては自分の為にとおにぎりを取ってくる形になったけど、行く姿にそこらの猫とは違うなと思ったものの、"買う"行為は知らなかったため、お店に迷惑をかけてしまった。
結果はどうあれ、久々にまともな食事をしたと涙する幸来に、夢の中でその当時より断然大きくなった自身の姿で、おにぎりを作ってあげる野望という夢を見て、頑張れ!と応援ꉂꉂ📢📣🎺🎺🎌🔥

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