つゆだくになっとらん!

ファーストフードの雄、吉野家の牛丼。私が本格的に食べ始めたのは駒澤大学生時代。昭和60年代は長崎市に吉野家がなかった。
※相当昔に長崎県庁(もとの)の近くに吉野家があったという話は聞いたことがあります。一度撤退したと

二十代の独身時代は「特盛」でも足りなかった。吉野家にといえば、アルバイトから栄進した社長さんがいるという立身出世話が有名で、誰もが知っていたような気がする。


しかし今の私。初老(54歳)の域に達し、「吉野家」の牛丼を食べに行く機会が激減している。この1年で大動脈解離に端を発した開胸手術を3回も経験し、今も入院中。退院したら、回復したら(元の身体にはもう戻らないが)、吉野家に行きたいと心から願う。

大好きな吉野家なのだが、近年、実は足が遠のいていた。その主因に、実は、私にとっては深刻な〝つゆだく問題〟があるのだ。

お店の人に「つゆだく」でと注文しても、つゆだくになっていないのだ。

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