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食豆知識:ケチャップは昔、薬として使われていた?

食豆知識:ケチャップは昔、薬として使われていた?


意外な歴史:ケチャップの薬効効果

ケチャップが18世紀の中国からイギリスに伝わった「キーツィアップ」という魚醤が元になっていることはご存知ですか?この調味料は、当時、魚やキノコを発酵させて作られたものでした。19世紀に入ると、アメリカでトマトが加えられ、現在のトマトケチャップの形が生まれました。そして1840年代には、アメリカの医師ジョン・クック・ベネットが、トマトの健康効果を称賛し、ケチャップを薬として販売しました。彼は、ケチャップが消化器系の不調や下痢、黄疸などに効果があると主張していました。

ケチャップの変遷:薬から調味料へ

その後、ケチャップは薬としての人気を失い、食品として広く普及するようになりました。現在では、ケチャップはハンバーガーやフライドポテトの定番調味料として親しまれていますが、その歴史には意外な一面があったのです。


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