アラサーたちの修学旅行
私たちは入社して6年目が終わろうとしています。
会社のローテーションの方針で、7年目の春には何人か支店に転勤することが決定になっています。
誰がどこに行くかまだ分からないけど、確実に何人とは離れ離れです。
同期全員が東京の本社に所属しているのはあと数ヶ月。
これはヤバい!!ということで、最初で最後かもしれない、同期9人+後輩3人の計12人の大所帯で、一泊2日旅行に行ってきました。
今回の旅のテーマは「大人の修学旅行」。
大人数で代わりばんこに車を運転しながら名所を回って、温泉でゆっくりしようぜ!という旅でした。
10人以上でどこかに泊まりに行くなんて、大学の卒業旅行以来。出発前にレンタカー屋さんに集まる段階で楽しみが止まらない気分でした。
旅の目的地は群馬県四万温泉の「積善館」。
道中のドライブではお互いの思い出の曲を流したり、中高生の頃の思い出を話したり、カラオケ大会ばりに熱唱したり。
普段は夫と車を使わない旅行ばかりしてるので(夫婦揃ってペーパーゴールドドライバー…笑)、ドライブって楽しいー!!!とずっと笑ってました。
旅館では温泉に入ったり、ご飯食べたり、部屋に集まってボードゲームしたり、性格診断で盛り上がったりと、みんなでだべりながら過ごしました。
布団を並べて雑魚寝で寝る時に「なんか、大学生の頃の旅行みたいみたいだね〜」なんて言いながら、12時ごろに就寝。
次の日は、お散歩して、お蕎麦を食べて、最高に楽しかったね〜!!と言い合いながら解散。
なんて充実した旅だったんだろうと、今思い出してもニコニコしてしまいます。
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入社したての頃は、なんとなく周りの同期が自分よりずっと優秀そうに見えて、「馬鹿にされたくない、落ちこぼれるわけにはいかない」と、今思えば、少し肩肘張りながら過ごしていた気がします。
仕事をするために会社にいるんだから、友達と言えるほど同期と仲良くする必要とないし、遊び相手は高校・大学時代の友達がいればいい、と本気で思ってました。
九州から上京してきて、生活も仕事も初めてのことだらけの緊張感と心細さから自分自身を守るために、そう思ってたのかもしれません。
でも、最近では同じ会社で、所属するチームは違えど苦楽を共にしている同期と過ごす時間はすごく心地よいなぁと思い始めています。
大学で過ごした6年間と同じ長さの年月を会社で過ごしたのだから、大学の友人と同じくらい同期を信頼できるようになったのかなぁと思っています。
もちろん、研修やプロジェクト発表会の時は、お互いどんな仕事をしてるのか気になるライバルちっくな関係性ではありますが、それは大学の友人も同じです。
切磋琢磨しながら笑い合える友人が増えたと思えるのは、とっても幸せなことです。
旅行を通して、同期の存在のありがたさを身に感じました。
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春になれば、また、少しずつ色んな変化が起こっていきます。
みんなで過ごせる今のうちに、大事な思い出ができてよかったです。
またドライブとか行こうね!
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旅の思い出たち
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