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(diary)誰かの文理選択に思いを馳せる

高校生である上司の息子が、来週、文理選択を提出するらしい。本日の食事時の話題は、「もう一度大学に入るなら何学部に入るか」だった。


私個人的には、もし大学に入り直すなら、やってみたいことの興味が明確で、
農学部に入ってワインや日本酒の研究をする
 (お酒が大好きだから、美味い酒とは何かを
  知りたい!)
文学部で古典の勉強する
 (源氏物語が好きだから!平安時代の生活の
  ことをもっと知りたい!)
のどちらか二択だった。


やりたいことできる学部に行けるように選べば悩むことないじゃないですか〜と答えたら、渦中にいる上司の息子は少し違うらしい。何に興味があるか探している途中という段階だそうだ。

(ちなみに、私は高校生の頃に『劇的ビフォーアフター』の匠に憧れて、そのためには理系である工学部建築学科に進む必要があったので文理選択で悩んだことがない…)


父親の立場からすると、「まだ何がやりたいか明確になっていないのであれば、将来の進路がたくさん選べる文系に進むのがいいんのでは?」という意見らしい。(ちなみに、父親であるこの上司Aは建築設計者で理系出身)


一方で、もう1人の上司Bは「論理的な思考を学んでいれば、専門分野意外でもそれを役立てる方法が多いから、悩んでいるなら理系」という意見だった。(上司のBも理系出身)


どっちも分かるな〜、悩ましい〜。

確かに理系の思考回路ってどこででも通用するだろうなと思う一方で、学科を選んだ時点である程度専門性が定まっていて、進んだ分野の内容が勉強していく中でしっくりこなかった時に将来のどうすればいいんだろう、悩むこともあるだろうな、という感じ。

文系だといろんなことを幅広く学べて、学びながら自分の可能性を探せるイメージがある一方で、大学で学問として学んだことが直接職業に結びつく機会は理系よりは少ないのかな?という感じ。仮に、私が大学で源氏物語の研究をしても、それを生業として一生食べていくのはなかなか狭き門だろうな、と思う。

とにかく、わたしが思うのは、好きなことを仕事にできたら楽しいから、そこに行き着けるような選択ができるとハッピーだね、ということ。

息子さんに幸あれ〜。

ちなみに、私的に建築学科は文系的要素と理系的要素を併せ持って楽しかったので、割とオススメです。


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