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2024年はちいかわ達のように生きていきたい

何を書けばいいのか、分からなくなるような出来事が連続した1年の始まりでした。

能登の大地震、飛行機の事故、大規模な火災など、目を覆いたくなるような出来事の連続に、どんな気持ちでいれば良いのか全く分からなくなってしまいました。

被害に遭われた方のことを想像すると、どんなに辛くて怖かっただろうと涙が出てしまいます。新しい1年の始まりに希望を持って過ごしていたはずなのに、あまりにも理不尽な出来事です。本当に、大変な思いをされていると思います。

でも、どんなに心を寄せて悲しい気持ちになっても、私は日常を送らねばなりません。

地震があった1日も、事故があった2日にも、わたしは実家でお正月のご馳走を食べました。

私がどれだけ辛い気持ちになっても、被災地の方にとっては何の助けにもならないし、家族にとっては年に数回しかない皆んなで集まれる機会です。

多くの人の無事を祈りながら、わたしはわたしの身の回りの人との時間を大事に過ごすしかないのです。

1年の始まりに、祖母も含めて皆んなで集まれたことに感謝しながら、祈りも込めて乾杯しました。

亡くなられた方のご冥福をお祈りいたします。
地震や事故の関係者の方は、少しでも早く安心して過ごせますように、祈っております。

……

そういえば、年始に実家に帰るとリビングに「ちいかわ」祭壇ができてました。身の回りのグッズもちいかわばかり。母が少しずつ買い集めているそうです。

何がそんなにハマったのかを聞くと、「小さい体で、労働しながら、誰かと比べることなく幸せそうに暮らしてる様子がかわいい」とのこと。

Amazon primeで見られるので一気に見てみました。

なるほど、かわいいです。そして、少しだけ切ない気持ちになります。

ちいかわを見ていて感じたのは小さな幸せを見落とさずにすくい上げて、それに共感してくれる友人がいる日常の尊さです。

日本の中で辛い出来事があった時だからこそ、ちいかわ達の過ごし方を見習わなければと思ってしまいました。

何事もなく平和に過ごしている時には、「仕事でもっと成果を上げたい」「人よりよく思われたい」「もっといい家に住みたい」と、もっともっと!と色んなことを望んでいます。

今よりも良くなりたい!と願うことは自分をレベルアップさせることに繋がると思っているので、悪いことだとは思いません。

でも、それが叶わなくなって、わたしは不幸ではないし、いつだって幸せ者だということを忘れないようにしたいです。

家族がいて、友人がいて、一緒に食事をしたり、一緒に出かけたり、色んな気持ちを共感できるだけで幸せです。そんな日常が続くことだけで素晴らしいことです。

忙しく過ごしていると、小さな幸せを素通りしてしまって、「何て自分は不幸なんだ」と思い込んでしまうこともあります。

そんな時は、ちいかわを思い出すように決めました。

自分の大切な人との時間を慈しみながら一日を大切に過ごせますように。ちいかわ達のように生きることを今年の目標にしたいと思います。

多くの人にとって、少しでも、安心して過ごせる一年になりますように。



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