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繰り返し使える蜜蝋ラップの簡単な作り方

最近色んなお店で売られているのを、よく見かけるようになった蜜蝋ラップ。
プラスチックフリーや、ゼロウェイストに取り組んでる方は、既にご存知かと思いますが、使い捨ての食品ラップの代わりとして、使い捨てずに繰り返し使える、布製のラップです。
オシャレな雑貨店などでも取り扱いがあり、可愛い柄も多く、選ぶのが楽しいですが、実はご自宅でも簡単に作ることができます!

私はお店で買ったものも持っていますが、なんだかんだ自分で作ったものが1番使い勝手が良いです。


お店で売っているものはある程度大きさが決まっていますが、自分で作ると好きなサイズ、形にでき、柄もオシャレなものや無地のもの、キャラクター物まで作れます。アイロンを使うので、火傷には注意ですが、お子さんがいる方は一緒に作るのも楽しそう。

とっても簡単なので、作り方や材料を紹介していきたいと思います。

材料

材料はたった3つ!綿100%の布と、蜜蝋、クッキングシートだけ。あとは蜜蝋を溶かすのにアイロンを使います。

綿の布は、オックスフォード生地のように厚みのあるものや、ガーゼのように極端に薄いものはあまり向かず、シーチングのような適度な厚みと密度のあるものが良いそうですが、私は今までにオックスフォードとガーゼでも作った事があり、どちらも普通に使えてます。
一つ前の写真で、玉ねぎを包んでいるキキララちゃんの物はダブルガーゼ生地、下にチラッと見えるのがオックスフォード生地のものです。
蜜蝋の分量ですが、正直、正確に把握してません笑
今回は市販品にない大きな物が欲しかったので、50センチ×50センチくらいの布で作りましたが、写真の50グラム入りの物を半分くらい使った感じです。小さいものなら、ごく少量ですむと思います。
形状は、小さな丸いつぶつぶになっている、ペレットタイプの物が使いやすいです。

作り方


1. アイロン台の上にクッキングシートを、布よりも大きく切って広げ(大きさが足らない場合、何枚か並べて使っても大丈夫です。隙間ができないようにだけ、気をつけて下さい)その上に好きな大きさ、形に切った布を置きます。

2. 布の上に蜜蝋をパラパラと間隔をあけて並べます

このくらい大雑把でOKです!(見づらくてすいません!)

3. 上からクッキングシートを被せて、アイロンを当てます。温度設定は高めに。(スチームはなし)
私は3段階の高に設定してます。

蜜蝋をアイロンで熱すると簡単に溶けて、布地に染み込んでいきます。最初は押し当てて、蜜蝋を溶かして液状にし、徐々に広げていくような感じです。
真ん中から端っこに向かって、広げるようにすると上手くいきます。

4. 布全体に溶けた蜜蝋が行き渡るように、足りない部分には少量継ぎ足し、蜜蝋が染み込んでないところが無ければOK!(すいません、写真撮り忘れました)片面のみで大丈夫です!

5. クッキングシートからはがし乾かします(火傷注意)

かなりすぐ乾くので、周りの物に蜜蝋がつくかも、など、そんなに神経質にならなくても大丈夫です。
乾いたら(触っても手に蜜蝋が付かず、剥がした時よりも固くなっていればOK)すぐに使えます!

使い方とお手入れ


蜜蝋ラップは熱に弱いので、電子レンジで使用したり、熱々ご飯を包むのには使えませんが、使いかけの野菜や、おかずの残りに蓋をしたい時などに使えます。
↓さっきの玉ねぎを包んでます



包むものの形に合わせて、手で包み込むようにすると、手の熱で柔らかくなり、ピッタリ包めます。

洗う時は、必ずお湯ではなく水で。洗剤はつけても大丈夫ですが量はすくなめに、また、スポンジなどで強く擦らないようにして下さい。
使っていくうちに、染み込ませた蜜蝋が徐々に減っていくので、寿命は約1年ほどだそうですが、蜜蝋を足して補修することもできますよ!

いかがでしたでしょうか?布と蜜蝋の購入費はありますが、出来ているものを買うよりもお安く作れますし、簡単で楽しいので、興味が湧いた方は作ってみて頂けたら嬉しいです。

最後までお読み頂き、ありがとうございます!

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