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vol.20問題解決は一つじゃない!!

今朝、6時から成長意欲旺盛な仲間のファシリテーションセミナーに参加しました。

そこで学んだことは…。

問題解決は一つじゃない!!

どういうことかというと…。

①みんなの気づきの中ででた、ある人のできなかったエピソードの根本原因をみんなで問題解決する。
②ファシリテーターまたは参加者が「ん?」と思っている違和感を深掘りする。
③みんなの気づきの中ででた要素(今回はファシリテーション要素)を抽出(抽象化)する。

①みんなの気づきの中ででた、ある人のできなかったエピソードの根本原因をみんなで問題解決する。
気づきをシェアしていく中で、「ここがうまくいかなかった」とぽろっと出した人がいたならば、その人が次のステップを踏めるように、「なぜそう感じたのか?」「その物事の本質はなんなのか?」をみんなで問題解決していくことがその人自身のためでもあり、ひいてはみんなの新たな気づきにもつながります。

②ファシリテーターまたは参加者が「ん?」と思っている違和感を深掘りする。
①のような課題がその時点で見つからなかったとしても、その場に集う人たちが感じた「モヤモヤ」を深めることで、結局のところ問題解決につながります。

③みんなの気づきの中ででた要素(今回はファシリテーション要素)を抽出(抽象化)する。
今回の参加者の日ごろの気づきとしては、ファシリテーションをするうえで大切な視点(相手を観察する、場を盛り上げる)を日ごろから使っていたり、PREP話法を用いてはじめにゴールを見せることの大切さを感じた、ということが出ました。
※PREP話法とは…
 プレゼンテーション等で P:結論、R:理由・根拠、E:例えば、P:結論  
 を用いて論理的に話す方法。

それらの気づきから、みんなの共通意識が「なにごともはじめにゴールをみせる。そのうえでファシリテーションを駆使する。」というものに変わりました。

このように、参加者からでた気づきを帰納法によって抽象化していくのです。

この①から③に示したように、セミナー中で問題解決するということは、マイナスな要素をプラスに変える事だけでなく、一見プラスに見えることを深掘りしたり抽象化することで見えてくるものがあると感じました。

ファシリテーションとは、音楽でたとえるとジャズのようなものです。

クラシックはある程度演奏の形式が決まっているけれど、ジャズはそれぞれの楽器が良い意味で遊び、引き立つところがあります。

わたしは日ごろからセミナーの構造について追究しているのですが、セミナーは
☆一人で全部やらなくていいんです!
☆形式通りに進めようとしなくていいんです!
☆最後までやらなくていいんです!

だって、参加者によってセミナーの内容は変わるからです。

ジャズのように、参加者それぞれが奏でる音を味わいながら、観察眼をもって参加者の持つ強み(場の盛り上げ役、広げ深める役、本質を突く役、まとめる役)を最大限に引き出すのがファシリテーションの醍醐味だと思います。

つまり、ファシリテーションは思いやりなのです。

普段の雑談から相手を観察し、相手に思いを馳せる。

相手に思いを馳せないと、そもそもファシリテーション要素が使えませんから。

今日のセミナーは参加者みんなが作り上げていく感覚があり、とても学びや気づきが多かったセミナーでした☆

良い一日が過ごせそうです☆


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