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陰謀論の追っかけをこえて
癒しの種をまく、早織です🌸
このようなタイトルの記事はnoteでは書かないつもりでした。
でも昨日カウンセリングを受けてから、
「もっと素直に自分を表現しよう」と思えたので、勇気を出して、少しだけ綴ってみます…!
2020年の米大統領選挙に違和感を感じたことをきっかけに、わたしは陰謀論の世界にのめり込みました。
世間の一般常識からかけ離れたいわゆる陰謀論を信じる人達が、
「陰謀論者」のレッテルを貼られて馬鹿にされることは誰もが知っていると思います。
わたしは毎日のように情報を追い求めながらも、
周りの世界との溝が深まっていくこと、なにも信じられなくなるような感覚に苦しみました。
でも今となっては、わたしが悩んだ原因は陰謀論の良い・悪いではなく
根本的には個人の問題だったと思うのです。
2年ほど前までは、ネットの情報でもあっという間に信じ込んでいました。
そして、異なる考えの人がいると、自分の考えを押し付けようとしていました。
わたしがいけなかったのは、
中途半端で浅はかな知識しかないのに、
自分の考える方が正しいと思い込んでいたこと。
そして何より、相手の意思を尊重する心がなかったこと。
わたしは家族に対しても、上から目線で攻撃的な言葉を言ってしまったことがあります。
当時は正義心からでした。
半年くらいしてやっと誤りに気づき、ごめんなさいを伝えました。
世の中で陰謀論と呼ばれているものは、とても複雑です。
真実の上に嘘が塗られ、嘘の隣に真実が置かれ
そしてまた嘘がかぶせられ…
というように、一番大切な本当のことは誰にもわからないようにされているのだと思います。
でも、陰謀論にはショッキングで衝撃的なものが多いです。
だから、その情報をかじった人は心がかき乱されて
大きな声を上げたくなります。
そこには本当もあるけど、嘘でめちゃくちゃなことも混じっています。
で、「とんでもない話」「専門家でもないのに」…
と呆れられる。
これが、
陰謀論者というものが現れ、レッテルを貼られる仕組みです。
今では当たり前の「地動説」を唱えたガリレオ・ガリレイは、
当時は宗教裁判で有罪とされました。
科学より宗教が圧倒的に優位だった時代に圧殺されたのです。
このようなことは、今でも形を変えて行われているのではないでしょうか。
でもわたしは、許せないと思ったことはたくさんあるけれど、今はもうその真相を無理に追い求めることはしていません。
ひとりひとりのできることは限られているから。
そして、世界は自然と移ろっていきます。
隠されていたことがやがて明るみに出てきたとき、時代が変わるのだと思います。
世界の変化は、個人の意識が集まって起こるものです。
だからわたしは、まずは自分の心持ちから見直していきたいです。
基礎を固めて学び続けること。
これはすべてのものに共通の基本と言っていいと思います。
人それぞれのステージがあって、わたしにとって今一番大切なことは
自分自身の基礎を固めるということ。
今のわたし個人にとっての基礎とは、「自分らしさ」の確立です。
一人一人が自分らしさを自由に表現できるようになること
それを、「あなたもいいね」「わたしはこれがいいね」と
一人一人の違いを尊重できるようになること
それが、本当に良い世の中を作っていくのだと思います。
「自分の感受性くらい」茨木のり子
ぱさぱさに乾いてゆく心を
人のせいにはするな
みずから水やりを怠っておいて
気難しくなってきたのを
友人のせいにはするな
しなやかさを失ったのはどちらなのか
苛立つのを
近親のせいにはするな
何もかも下手だったのはわたくし
初心消えかかるのを
暮らしのせいにはするな
そもそもが ひよわな志しにすぎなかった
駄目なことの一切を
時代のせいにはするな
わずかに光る尊厳の放棄
自分の感受性くらい
自分で守れ
ばかものよ
![](https://assets.st-note.com/img/1702633809504-lChsCr6d4Z.jpg?width=800)
最後に、恩人であるMJRちゃんへ
あなたが教えてくれたユーモアと愛。
わたしはあなたのような優しい人になりたいです。
迷ったときには「知性の木」を思い描いて
わたしはわたしの道を進んでいきます。
まめせいじん🌱
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