読書「1分で話せ①」~会話のゴールを意識する~
私はプレゼンの場にてぺらぺら話すという自意識があるのですが、「これってちゃんと伝わっているのかな?」と疑問に思いました。そこで一度自分のクセを改善させるためにも勉強したいと思い、この本を手に取りました。
Chapter 1は1分で伝えるための基本事項について書かれています。
・プレゼンは聞き手をイメージして構成すること
プレゼンをするときは相手の立場や興味、求めるものなどを具体的にイメージして構成することが大切と書かれています。
・すべてのプレゼンにゴールを定めること
聞き手のことを考え、聞き手に何をしてもらいたいのかを事前に決めること。「聞き手が意見を表明すればよいのか」、「賛成してもらえればいいのか」、「動いてもらう必要があるのか」、ゴールを明確にすることが大切と書かれています。
・結論と根拠を明確にしてから話すこと
結論と根拠をピラミッドのように積み上げて考えること。根拠だけを述べてはいけないと書かれています。根拠は3つがちょうどよく、プレゼンの時には指を使って「根拠は3つあります!」というと説得力が増してよいと述べられています。
結論とは相手に動いてほしい方向を示したものであり、意識してプレゼンを構成すべきと書かれています。
~感想~
私は他の本で「考えることは情報を自分で整理して知識とし、アウトプットすること」ということを学びました。結論と根拠を明確にして説明することはなかなか難しいです。このnoteを通じて習得できればと思います。
・要らないことばを削ること
プレゼンでは簡潔にカンタンな文章が求められます。不要なことばは無いかな、スッキリできないかなと意識して削ることが大切と書かれています。
・話が伝わらなくなる4つの話を避けること
話が伝わらなくなるのは、以下の4つが原因と書かれています。
・プロセスを話すから:自分が頑張ったことを話しちゃう
・気を遣いすぎるから:ポジションがあいまい。頼りないと思われる
・自分の意見とは違うことをいうから:自分の意見のマイナス面を並べてしまうため、伝わらなくなる
・笑いを入れるから:面白さを入れる必要は無い。ロジックを伝えるべき
・前提をそろえておくこと
いまいち伝わらないのは相手との前提が合わないため。前提を合わせることを意識して説明することでより伝わる。どんな状況を考えているのか?誰をターゲットにしているのか?を明確に説明することが大切と書かれています。
~終わりに~
いままで上司に対して無意識に報告していましたが、何をゴール(動く方向性を示す)とするのか、日々の業務で意識しておこないたいと思いました。明日から実践してみようと思います。
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