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『国内初のラジオ制作コミュニティを1年で全国に広げたプロデューサーが実践する7ルール』③

2020年7月2日に行われたオンライン講演会の文字起こしを複数回に分けてお届けいたします。

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小川
「それでは、続いてのルールに進んで行きたいと思うわけですが、ご覧になっている方の中には、こんな悩みを持つ方もいらっしゃるのではないでしょうか。
≪一緒にやってくれる方が見つからない・仲間が見つからない≫ そんな悩みに普通はぶつかりますよね」

たけおか
「はい、そうですね。”仲間が見つからない”という事に関しては、”仲間になってくれる人が最初から見つかるわけではない”という事ですね。周りにいる人が全員仲間になってくれるわけではない、という事です。たくさんの人がいるので、これもママの多様性に繋がると思うのですが、皆がラジオをやりたいわけではないし、皆がパーソナリティになりたいわけではないし、バスケットボールがしたい人もスポーツ観戦したい人もいると思うんですけど、そういういろんな人がいるという前提があった上でどうやって見つけていくかという事なんです。それはやっぱり、人がいる所に出向いていくという事ですね、まずは。例えば、今だったらSNSもあるので、どこかにいっぱい行かなくても1回でたくさんの人に聞いてもらう方法ってあると思うんです。なので、SNSももちろん大事ですけど、まずは私の言っている事を聞いてもらわないと、たぶん仲間にもなってもらえないので、自分の事に興味を持ってもらうためには、こっちからアクションを掛けて行ったり交流したり、あなたに興味ありますよとこっちから最初に伝えていかないといけないと思います」

小川
「そんなのぞみさんが、キラーワードとして使っている言葉があるということですが、どんな言葉でしょう?」

たけおか
「私は、”一緒にやりましょう”っていつも言っています」

小川
「それを言われたらね、やる!って思っちゃいますよね。やりますやります!って」

たけおか
「ありがとうございます!」

小川
「中野さんも、そんな感じで?」

中野
「そうですね、そういう事ですよね。一緒にやらない?って言われて」

小川
「その”一緒に”というところが、独りじゃないんだよって、一緒にやろうよって言われると嬉しくなっちゃいますよね、言われた方は」

たけおか
「私としても、嘘をついて”一緒にやろう”と言っているわけではないです。これさえ言えば何でも行ける!みたいな、そういう事ではないんですよ。そう本当に思ってるんです。一緒にやるって、手取り足取り一から十までくっついて全部一緒にやろうって事ではなくて、気持ちは一緒にやりたいって事なんですよ」

中野
「コメントで素晴らしい質問をいただいています」

たけおか
「ありがとうございます。”自分に興味をもってもらう…ということは、こちらから相手の話を聞き、興味を持つということでしょうか?”はい、本当にその通りです。やっぱり、自分が興味を持っていない人は、こっちにも興味を持ってもらえないんですよね。こっちから心を開くから、向こうも心を開いてくれるという事が大事」

中野
「いつも、具体的にどういう風にやっているの?」

たけおか
「まず私の自己紹介をして、相手にも自己紹介をしてもらって、普段何をやっているのですか?とか日常の会話から入って、仕事の話とか好きな事は何ですか?とか聞いていって、同じことだったらその話をするし、違うものだったら”どういうものですか?”とすごい質問します。それは私が聞きたいから。知っている事は盛り上がるけど、知らない事は勉強になるから、知りたいと思って聞くわけ。そうするといっぱい話してくれる」

小川
「そうすると、人との距離感ってあるじゃないですか。自分の事ばかり相手に話してもいけないし、相手の話を聞いてばかりでも自分を知ってもらえないし、その辺りのバランスがのぞみさんは凄いんですね」

たけおか
「そうですかね。基本的には、相手の話を聞きたいと思います、私は。聞いた上で話が盛り上がればまた話したいなって思ってくれるだろうし、そこで繋がった人って、次もあると思うんですよ。だから別に1回で私の100を伝えようとする必要はないと思うんですよね。だから、”こちらから心を開く!!性格的な問題もあったりしそうですが、シャイだったり…”という質問もいただいていますが、”心を開く”というのが、何でもかんでも私の悩みを言うというわけではないです。人に言えない秘密をあなたに言いますみたいなことではなくて、どっちかと言うと相手に興味を持って質問をしたり話を聞くって事をするのが良いと思います」


中野と
「その後、のぞみさんって、相手に与えるよね、情報とか。こんなのありますよ、こういうのいいと思いますよ!って」

たけおか
「うん、そう」

中野
「それはすごいよく見かけます。先に与えるっていう(笑)

一同
「(笑)」

中野
「与えるっていうと言葉が悪いけど(笑)」

たけおか
「そうなんですよ、興味とか悩みとか話を聞くじゃないですか。その中で、例えば私がママ夢ラジオをやっていてメンバーを募集しているからと言って、その人の悩みや質問にママ夢ラジオが当てはまらないパターンもありますよね。そこでママ夢ラジオを全開に出してはいけないわけですよ。でも、もしかしたら1個はママ夢ラジオが相手の選択肢になるかもしれないけど、今の私であれば、今はコロナでやっていないのですけど、不定期にイベントカェをやっていたりするので、そこでハンドメイドの作品作りだったり講師ができたりするし、ランチを出すので料理をする人は興味があるかもしれないし、イベントをやりたい人は場所を提供できるし、マザーズコーチングが合いそうな人なら中野さんを紹介できるし、声の仕事をしたいんですと聞いたら順子さんに繋いだらいいかなとか。自分が持っているいろんなものを駆使して、その人にとって何がメリットになるかなとか、私に出来ない事なんて山ほどあって講師業とかは向いてないので、そういうのを求めている人だったらそういう人に繋げたら良くなるなっていうのを考えた上で先に考えたものを相手にお伝えする形ですね」

小川
「”一緒にやりましょう”という言葉から今いろいろお話を伺っていますけれども、話は戻りますけれど、”一緒にやっていきましょう”という言葉って、一緒に進んでいきましょう、同じ目線で行きましょうっていうような事になっていって、だんだんと自分が必要とされているのかな、自分でも役に立つことがあるのかなという気持ちになりますよね」

たけおか
「そうですね、やはり一人でやるのって初めての事って不安も多いと思うんですよね。なので、誰かが一緒にやろうっていう気持ちがあるというのがお伝えできるだけでも、相手の方もやってみようかなって思ってくれるのかなと思うので、そういう気持ちを持っているよって事を伝える事が大事かなと思います」

小川
「なるほど。そうやってだんだんコミュニティが出来てきて、それぞれ自分がそのコミュニティでどんな役割をしたら皆の役に立つかな?とか喜ばれるかな?というような気持ちが出てくると思うのですけど、今度はその気持ちを持った人が、”こうしたらどうかな”というような形でだんだんとアイデアを出し合ったり少しずつコミュニティ自体がステップアップしていくというような形になると思うのですけど、それをのぞみさんはどうご覧になっていますか?」

たけおか
「ステップアップですね。その前にコメントをくださっているので先にお答えしたいなと思っています。”始めた頃から、そうやってお話できる方だったのでしょうか”との事なのですが、こういう風に自分が今行動している事を言語化できたのは、本当にここ最近というか、むしろこの講演会をやるとなって改めて自分自身はどういう風な感じで行動しているかな?というのを振り返ったところですね。なかなか分からないですよね、自分がどういう風にやっているかというのは。でも、基本的には楽しくしたいなとか、楽しくなってもらいたいなみたいな気持ちがもともとあるタイプでした。たぶん自分の話ばかりしちゃうと相手の人もつまらないだろうなみたいな風に思っていたり、いろんなことをやってみたい気持ちが強いタイプでもあるので、たぶん知らない事を知っている人にすごい質問してみたとか、そういうような感じからスタートだったと思います。いつも、ありがとうございます」


※ママ夢ラジオホームページ


★[ママ夢ラジオの#ここだけの話]文字起こし担当:なかしまゆみえ(ママ夢ラジオ渋谷)

個人ブログ


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